
寒くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
この季節を心地よく過ごすための、食からできる簡単なアプローチとして、必要な栄養素をおいしく摂ることはもちろん、「食べ物の温度」を意識することも大切です。
ここでは、温かい食事をとることによるメリットをいくつかご紹介します。
血流を低下させにくい
冷たい料理や飲み物を摂ると、胃腸の温度が下がり、胃腸の血流も低下しやすくなります。さらに、体は食べ物を温めたり分解したりするために多くのエネルギーと血流を使います。
一方、加熱された食材や料理は胃腸への負担が少なく、胃腸の血管が収縮しにくいため、血流が保たれやすくなります。その結果、体を冷やしにくくなります。
野菜をたっぷり食べやすい
野菜には、風邪予防や免疫力を支えるビタミンC・ビタミンE・カロテンなどの抗酸化成分が豊富に含まれています。
しっかり野菜を食べているつもりでも、葉物野菜は生のままだとかさがあり、意外と量を食べにくいものです。
しかし、加熱するとかさが減るため、無理なくたっぷり食べやすくなります。
その結果、ビタミン・ミネラル・食物繊維を効率よく摂りやすくなります。
消化酵素が働きやすい
胃腸の消化酵素は、体温に近い38〜40度くらいで最も働きやすいとされています。
そのため、冷たい料理よりも温かい料理のほうが、胃腸の働きを良い状態に保ちやすくなります。
素材の甘みとうま味が引き立つ
東洋医学や薬膳の考え方では、土の中で育つ根菜類は体を冷やしにくいと考えられています。にんじん、パースニップ、かぼちゃ、サツマイモ、かぶ、大根、ビーツなどを、蒸したり焼いたりすることで、温かな料理として素材本来の甘みやうま味をより楽しめるようになります。
一皿で満足感のある料理にしやすい
温野菜は、主食・主菜・副菜を一皿にまとめた「一皿完結メニュー」にもアレンジしやすいのが魅力です。
たんぱく方や妊娠中・授乳中の方には、意識して摂取することが推奨されています。
根菜で温野菜サラダ
~レーズンの甘酸っぱさ、フェタチーズのコクがアクセントに~
材料
根菜:合わせて1kg
今回はサツマイモ、ニンジン、パースニップ※を使用
塩:適宜
炒ったクルミ:1/2カップ
レーズン:1/2カップ
サラダ用のほうれん草:100~200g

※パースニップ:
ニュージーランドでは、スーパーでもよく見かける根菜。
白いにんじんのような見た目で加熱すると自然な甘みが引き立ちます。
ドレッシング
レモン汁:大さじ3
オリーブオイル:大さじ3
擦りおろしたニンニク:1片分
はちみつ:大さじ1
マスタード:小さじ1
塩コショウ:適宜
作り方
❶ 根菜の皮をむき、食べやすい大きさの乱切りにする。
❷ 切ったサツマイモが重ならない大きさの鍋にサツマイモを入れ、水位が1cmくらいになるまで水を加える。その上にパースニップを載せて塩をひと振りし、蓋をして蒸し煮にする。
❸ ニンジンの食感を少し残すため、沸騰して5分ほどたってからニンジンを加え、さらに塩をひと振りする。サツマイモが柔らかくなるまで加熱する。
❹ 野菜がまだ温かいうちにほうれん草とレーズンを加え、ほうれん草がしんなりするまで蓋をしておく。
❺ 水分を切ってからドレッシングで和える。
❻ 仕上げにフェタチーズとクルミを加えてさっと和える。
簡単な一食完結メニュー
牧草牛粉末ボーンブロスを小さじ2杯加える!卵1個分程度の良質なたんぱく質と更にうま味も加わります

丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ・パーソナルシェフ
自身と多くの方の体質改善に胃腸の立て直しの重要性を痛感し、消化吸収されやすくタンパク質、アミノ酸やコラーゲンも豊富でうま味のある、伝統的なボーンブロスがとても役に立つことを経験。現在は、手軽に使えて携帯にも便利な牧草牛粉末ボーンブロスを国内外に紹介中。
健康志向の強いセレブのプライベートシェフとして国内外で活躍中。
【Web】www.umamilife.net
【FB】facebook.com/yesumamilife
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