【オークランドのフルーツフライ(Oriental fruit fly)緊急防除解除】

バイオセキュリティ当局は、オークランドのパパトエトエ(Papatoetoe)地区で実施されていた果物や野菜の移動制限を解除した。これは、1カ月以上にわたる調査でフルーツフライの追加発見がなかったためである。

同局は2025年1月初旬、全国監視トラップでフルーツフライの雄1匹を確認し、法的な移動制限を導入。特別トラップ109台の1,500回以上の点検、470kg超の果物の検査、600台以上のゴミ箱の配布が行われ、150名以上の職員が関与した。しかしそれ以後フルーツフライの幼虫や成虫は発見されず、6週間の監視を経て制限解除が決定された。これに伴い、区域内の警告看板や廃棄用ゴミ箱も撤去される。

バイオセキュリティー北部局長のマイク・イングリス氏は、地域住民や事業者の協力に感謝するとともに、この対応が農業の保護に不可欠だったと強調。また、全国7,800台の果実ハエ監視トラップの点検は引き続き実施されると述べた。

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