ニュージーランドでは、自治体や政府機関が環境保護や外来種対策について積極的に情報発信しています。公園や道路、イベント会場など街のあちこちで環境保護を呼びかけるメッセージを見かけるのも特徴です。郵便受けにはチラシも届きます。
Yellow-legged Hornet
(イエローレッグドホーネット)
ニュージーランドでは近年、イエローレッグドホーネット(外来種のスズメバチ)が確認されており、Biosecurity New Zealand が発見情報を呼びかけています。
特に冬の間は女王バチが落ち葉や薪の中などで越冬するため、ガーデニングや庭仕事、薪を移動する時には注意が必要とされています。


イエローレッグドホーネットを見つけたら:0800 80 99 66 / Biosecurity New Zealand
歩いていると目に止まる歩道に描かれた環境保護メッセージ

インコ
外来種のインコが在来鳥類の巣を利用することで、生態系への影響が懸念されています。

ミドリガメ
飼えなくなったペットの放流が水辺の生態系に影響を与えています。
カウリ・ダイバック病(Kauri Dieback)
カウリの木を守ろう
ニュージーランド固有の巨木カウリを枯らす病気の拡大を防ぐため、登山口や公園では靴底の泥を落とす消毒ステーションを見かけます。「決められた遊歩道から外れないで」「靴を洗ってから入山して」など、カウリの木を守るためのメッセージも各地で見られます。

外来植物にも注意
ワイルドジンジャーやつる性植物などの外来植物(ペストプラント)は、在来植物の生育を妨げるため駆除対象となっています。オークランド市では、庭で見つけた場合の見分け方や除去方法について情報提供を行っています。また、National Pest Plant Accord(NPPA)により、多くの有害外来植物の販売や配布が禁止されています。
Check, Clean, Dry
ニュージーランドでは、湖や川の入口でこのメッセージを見かけることがあります。湖や川を移動する際は、「確認する・洗う・乾かす」の3ステップを呼びかける全国キャンペーンです。釣り道具やカヤック、靴底などに付着した外来生物を別の水域へ広げないための取り組みです。
ニュージーランドでは、外来種対策や在来種保護、植物や水辺の環境保全など、さまざまな場面で環境メッセージを目にします。暮らしの中で自然環境を守るための情報発信が行われているのも、この国の特徴の一つです。
街で見かける環境メッセージの背景には、自然や生態系を守るために活動する人たちがいます。
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