空間の有効活用の為のリノベーション(完結編) ガレージにシャワーとトイレを取り付けてみた!

Renovation 職人のリノベ日記 LIFESTYLE

外装板も張り終わり、いよいよ工事はガレージ内部の作業へと進みました。まず取り掛かったのは断熱材の施工です。壁一面に隙間が生じないよう慎重に配置していきます。断熱材は少しの隙間でも効果が落ちてしまうため、一か所ずつ押さえながら丁寧に詰めていきました。今回はオーナー様のご希望もあり、壁だけでなく天井部分にまで断熱材を入れています。夏の暑さや冬の冷え込みを抑え、ガレージを居室としても快適に使えるようにとの配慮です。

断熱材の施工

次に、バスルーム部分の防水作業に移りました。水まわりは一度不具合が起きるとやり直しが大変なので、指定された防水剤を使い、塗り残しが出ないよう塗布していきます。特に水がたまりやすい隅や角の部分は念入りに処理を行い、立ち上がりをおよそ十センチ確保します。こうすることで、万が一水が漏れ出した場合でも周囲の構造体へ影響が及びにくくなります。

バスルーム部分の防水作業

防水剤がしっかり乾燥したのを確認してから、その上に床のタイルを張っていきます。タイルは見た目の印象を左右するだけでなく、掃除のしやすさや耐久性にも関わるため、割り付けや目地の幅を確認しながら進めました。タイルが仕上がったところで、トイレと手洗いを設置します。動作確認や水漏れの有無をチェックして問題がなければ、バスルームの施工は完了です。

リビングとなるスペースの一角には、いわゆるロフトも新たに設けました。天井の高さを活かして中二階のような空間を作ることで、限られた床面積でも有効に使えるようにする狙いです。ロフトの上部はマットや小さな台を置くことで、簡易的な寝室やくつろぎのスペースとして利用できます。下の空間は収納としても活用できるように計画し、棚を置いたり、荷物をしまったりできるようにしました。

天井の高さを活かして中二階のような空間を作る

室内の仕上げが整った段階で、最後にキッチンを設置します。配管の位置や換気フードの取り合いを確認しながら本体を据え付け、カウンターの水平を調整し、扉の開閉や水栓の動きなどを細かくチェックしていきました。

キッチンが収まると、空間全体の印象が一気に住まいらしく整います。もともとはあまり使われていなかったガレージでしたが、今回の改築によって、断熱と水まわりを備えた居心地のよい住空間として生まれ変わりました。

計画から施工まで関わった者として、空きスペースだったガレージが少しずつ形になっていく過程はとても感慨深く、ガレージを有効活用できる空間へ仕上げられたことを嬉しく感じています。

通常は1か月ほどで完成する工事内容ですが、今回はのんびり合間の作業で半年で仕上げた工事でした。
今回でガレージ改築編は完結です。次回は新たにデッキ施工の様子についてご紹介したいと思います。

完成!

次回は
『』です。
お楽しみにー。

野口 栄治さん
野口 栄治 LBP 104267※

大工歴29年
小さな修理から大きな仕事までいい仕事ができるよう常に心がけてます。お気軽にご連絡ください。
Email: daiku3marimo@gmail.com
Phone: 021-070-3915

※LBP(Licensed Building Practitioner):ニュージーランド政府が認める建築士の資格制度
登録番号は公的な認証番号で、大規模な建築・リフォーム工事を行う際に必須

タイトルとURLをコピーしました