芽キャベツ Brussels sprouts
英語ではBrussels sprouts
14世紀頃にベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で開発されたと言われています。本格的な栽培が始まったのは18世紀に入ってからと言うことです。
この赤ちゃんキャベツ!と呼びたくなるような可愛らしい外見の芽キャベツですが、一粒の種から一つ収穫するキャベツと違い、一本の茎に数十個が収穫できるキャベツの変種となります。
疲労回復、風邪予防にも旬の芽キャベツは凄い!
芽キャベツの栄養素をキャベツと比べてみると
ビタミンCは約4倍
増えすぎると大きな病気に繋がりやすい活性酸素の働きを抑える抗酸化作用や、鉄の吸収を高める作用があるほか、皮膚や血管、腱、軟骨などを構成するタンパク質の一種コラーゲンの合成にも関わっています。
ビタミンB2は約7倍
体内でエネルギー代謝に重要な働きをしているので疲労回復に役立ち、風邪予防にも繋がります。また皮膚、粘膜、髪や爪などの細胞を活発にする働きがあります。
β―カロチンは約14倍
βーカロチンの一部は体内でビタミンAに変わる栄養素で強い抗酸化作用があるので、眼精疲労・老化対策に役立ちます。
Hotな味
芽キャベツはアブラナ科(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール等)に属しています。アブラナ科には辛味成分があり生では特に強く感じられます。
そもそも人(動物)には、この辛味が「命を守るために食べてはいけない」という情報として解釈されるそうです。そして、この辛味が脳へは味としてではなく痛みの刺激として伝達されるそうです。そう言えば英語では「辛い、痛い」はHotと言いますね。
子どもたちが辛いものが苦手な理由は
子どもたちの味覚は大人と比べると、何と3倍も敏感!ということです。
そのことから、子どもたちが食べ物に好き嫌いがあるというのは当然の事のように思います。そこで、今回のテーマ栄養素が豊富で時短料理が出来る芽キャベツを、家族全員で美味しくいただくための一工夫として、本格調理の前に下茹をしてみませんか?すると、辛味が軽減されてナッツのような甘味が感じられるようになります。
材料
芽キャベツ:300g
ニンニクの粉:小さじ1杯
塩、こしょう:適宜
オリーブオイル:大さじ2杯
パン粉:大さじ3杯
粉パルメザンチーズ :大さじ3杯
作り方
❶芽キャベツのヘタを切り落としてから半分に切り分けて水洗いする。
❷鍋にお湯を沸かし芽キャベツを加えて茹でる。この時に芽キャベツの中心部が少し硬い状態でザルにあげる。
❸芽キャベツを全ての材料で和える。
❹オーブン板に芽キャベツの断面を下にして並べる。200℃のオーブンに入れてパン粉がきつね色になるまで焼く。(15分位)
うま味成分とタンパク質源としてチーズの代わりに、コラーゲンや必須アミノ酸も豊富な「牧草牛粉末ボーンブロス」をお使いいただけます。胃腸も整えながら美味しい一皿になりますよ。
丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ・パーソナルシェフ
自身と多くの方の体質改善に胃腸の立て直しの重要性を痛感し、消化吸収されやすくタンパク質、アミノ酸やコラーゲンも豊富でうま味のある、伝統的なボーンブロスがとても役に立つことを経験。現在は、手軽に使えて携帯にも便利な牧草牛粉末ボーンブロスを国内外に紹介中。
美味しく食べながらパフォーマンスを高めたい方向けのヘルスコーチ兼パーソナルシェフとしても活躍中。
【Web】www.umamilife.net
【FB】facebook.com/yesumamilife
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