ニュージーランドの春に咲くさまざまな花を図鑑形式で紹介。
植物園のほか、庭木や公園で見られるので散歩しながら探してみて!
コーファイ/Kowhai

黄色い釣り鐘型の花を咲かせるニュージーランド固有のマメ科の植物。9月頃から開花し、10月下旬まで見ることができる。ニュージーランドの春の訪れを告げる花と呼ばれ、国花に指定されている。蜜が多く、野鳥トゥイが好む植物としても知られている。
水仙/Daffodill

8月頃から鮮やかな黄色い花を咲かせる水仙は、冬と春をつなぐ「希望のシンボル」。毎年8月の最終金曜はダフォディルデイ(水仙の日)に指定され、がん撲滅キャンペーンが行われる。おすすめ観賞スポットはクライストチャーチ植物園およびハグレー公園内。
桜/Cherry Blosom

日本では春の花の象徴ともいえる桜。ニュージーランドでは9~10月に開花する。オークランドではオークランド植物園、コーンウォールパークの桜が有名。ソメイヨシノのほか、アワヌイ、アーコレード、台湾寒桜など数種類の桜が見られる。
シャクナゲ/Rhododendron

ニュージーランド全土で9月上旬から11月頃まで見られる。ツツジに似た大輪の花が華やかで、ダニーデン植物園内のシャクナゲの丘が有名。また、ニュープリマスの広大なガーデン、プケイティ(Pukeiti)には南半球最大規模のシャクナゲ園がある。
アザレア/Azalea

10月上旬~11月頃に最盛期を迎えるツツジの仲間。シャクナゲと同じツツジ属だが、アザレアは低木で花もやや小さい。クライストチャーチ植物園内にはアザレアとマグノリアの庭園(Azalea and Magnolia Garden)があり、色鮮やかな花が楽しめる。
マグノリア/Magnolia

冬の終わりから11月頃にかけて白やピンク、紫の花を咲かせるモクレン科の植物。花弁は肉厚で存在感があり、庭木としても人気。オークランド植物園、クライストチャーチ植物園など、各地の主要植物園で観賞できる。
バラ/Rose

11月上旬~4月頃まで見頃が続くバラ。世界に数千種類あり、ニュージーランドでも広く栽培されている。害虫が少なく育てやすいため、主要都市に美しいローズガーデンがある。おすすめはウェリントン植物園やクライストチャーチ植物園。
マウント・クックで
世界最大級のバターカップを見よう!
アオラキ/マウント・クック国立公園の人気トレッキングコース、フッカー・バレー・トラックで、キンポウゲ科の高原植物マウント・クック・バターカップが11月から12月にかけて開花する。別名ジャイアント・バターカップ(Giant buttercup)と呼ばれる世界最大のバターカップ(キンポウゲ科)で、ニュージーランドの高原地帯にのみ自生する希少な植物だ。このニュージーランド固有の種は、一般的な黄色いバターカップとは異なり、大きな白い花を咲かせるのが特徴だ。春にこのエリアを訪れるならぜひ探して観察しよう。


