注目イベント・映画情報「The Chocolate and Coffee Festival 2025」「Prime Minister」ほか

毎年約6,500人が集まるチョコレートとコーヒーの愛好家必見のイベントが、オークランドのViaduct Events Centreで開催される。会場にはニュージーランド各地の最高のチョコレートメーカー、ショコラティエ、コーヒー焙煎業者など60以上の出展者が一堂に集まり、最新の商品やこだわりの逸品を試食・購入できる。出展商品はケーキ、カップケーキ、フレーバーミルク、紅茶、ホットチョコレート、パレオ、グルテンフリー、アイスクリーム、ジェラートなど多岐にわたり、甘党はもちろん、辛党も満足すること間違いなし。来場者に驚きと喜びを与える、味、食感、香りの祭典に是非足を運ぼう。

“Morepork BBQ”が主催するビールとBBQの祭典が、西オークランドのクメウで今年4年目を迎える。ハラータウ醸造所（Hallertau Brewery）がお届けする豊富な種類のビールだけでなく、本場ドイツの老舗ビール・パウラーナー（Paulaner）とホフブロイ（Hofbräu）が楽しめる。食べ物はテキサススタイルのアメリカンBBQ。オクトーバーフェスト定番のブラスバンドや地元のロックバンドによるライブミュージック、斧投げ、ソーセージ投げ、ベストドレッサー・コスチューム・コンテストなど、エンターテイメントも盛りだくさん。レーダーホーゼンを履いて、特製ジョッキで美味しいビールを満喫しよう。会場内キャンプのためのチケットや、プライベートバーへのアクセスが可能なVIPチケットも用意されている。

愛犬と一緒にマラソンを走るチャンス！「4 Pawsマラソン」は、クライストチャーチの森の中とビーチ沿いを楽しくリラックスした雰囲気で走る、ウォーキング／ランニングイベントだ。一緒に運動することで愛犬との特別な絆を深め、人間と犬双方の健康管理を促すことを願って発案された。壮大な景色の中で五感が刺激され、人も犬も存分にリフレッシュできる。フルマラソン以外にも、32.2km、ハーフマラソン、16km、10km、5km、2.5kmと、小さな子どもからベテランランナーまであらゆる体力レベルに対応できるよう設計されている。完走者にはメダルが授与される。犬を連れていない人の参加も歓迎。

元シルク・ドゥ・ソレイユ（Cirque du Soleil）のディレクター、アッシュ・ジャックス（Ash Jacks）と振付師ジュリアン・ニュージェント（Julieann Nugent）によって創作された、サーカス、ダンス、コメディを融合させたショーのニュージーランドツアー。サーカスの女王マリオが司会を務め、世界クラスのアクロバット、曲芸師、ダンサー、空中ブランコ芸人が、重力を無視したスタントや驚くような技をノンストップで披露する。オーストラリアツアーでは堂々のチケット完売。大胆な技術、印象的なスタイル、美しいサウンドと息を呑むような映像であらゆる年齢層が楽しめるエンターテイメントだ。

10日間にわたり、ホークスベイはサーカス、オリジナル演劇、ライブミュージック、トークショー、ダンス、家族で楽しめるイベントなど、活気あふれる芸術のクリエイティブ・ハブへと変貌する。有料のものも無料のものも、豊かで多彩なプログラムを用意している。「芸術はすべての人のためのもの」という理念を掲げ、創造性だけでなくコミュニティの活性化も重視。終演後も長く記憶に残る繋がりの瞬間を通して、ホークスベイに活気を与える。この芸術の祭典を楽しむために必要なものは好奇心だけ。そして帰る時にはきっと新しいインスピレーションを手にしているはず。これはあなたのためのフェスティバルだ。

地元および全国で活躍する20名以上の作家や芸術家、詩人やパネリストといった刺激的な顔ぶれがホークスベイに大集合するこのイベントは、今年で18回目を迎える。今年は、お金のこと、地元の食材、Te Tiritiの理解からメンタルヘルスのインスピレーションまで、誰でも楽しめる内容をご用意。田舎へのロードトリップから、逆境を乗り越えたサクセスストーリー、刺激的な新作小説や、旧友のように親しい間柄の作家による回顧録など、盛りだくさんの内容だ。一緒に心に残る物語を体験してほしい。オンラインでお気に入りの作家のプログラムを確認して、早めにチケットのご予約を。

サンダンス映画祭で観客賞を受賞したドキュメンタリー映画。第40代ニュージーランド首相としてのジャシンダ・アーダーンの約5年間の在任期間を記録し、世界的なリーダーシップを再定義する様子を描く。母親業をこなしながら、ファカアリ・ホワイト島の噴火災害、クライストチャーチのモスク銃撃事件、新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、数々の大きな危機を共感的でありながらも毅然としたアプローチで乗り越える瞬間を綴った。映画は、ニュージーランド国立図書館の政治日記プロジェクトの音声録音と、アーダーン首相の夫クラーク・ゲイフォード氏が録画したホームビデオを使って制作された。

アカデミー賞受賞のレオナルド・ディカプリオ主演を主演に迎え、ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴を誇る名匠ポール・トーマス・アンダーソン監督が贈る、力強い犯罪ドラマ。元革命家の一団が、16年ぶりに現れた邪悪な敵と戦うために再集結。仲間の娘を救うため、彼らは再び行動を起こす。次から次へと迫る刺客たちと怒涛のチェイスを繰り広げつつ、緊迫した対峙から感情の齟齬まで、忠誠心、犠牲、そして未完の戦いの代償を描く。追手の無慈悲な軍人にショーン・ペン、謎の空手道場の「センセイ（先生）」にベニチオ・デル・トロなど豪華キャストが集結。アンダーソン監督が自ら脚本を手掛けた。

映像エンターテイメントの歴史を切り開いた『トロン』シリーズの待望の新作で、2010年の『トロン：レガシー』の続編にあたる。ある危険なミッションのため、高度なプログラムである「アレス」がデジタル世界から現実世界へ送り出される。人類が初めて人型AIという存在と遭遇し、デジタル世界と現実世界が交錯する様子を描く。監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のヨアヒム・ローニング、音楽はナイン・インチ・ネイルズが手掛けた。「トロン」シリーズはゲームにも展開され、米フロリダのウォルトディズニーワールドではアトラクション化されるなど、人気コンテンツの１つとなっている。