
清水希容(しみず きよう)
プロフィール
1993年12月生まれの大阪府大阪市出身。9歳の頃から空手を始め、高校3年生から日本代表入りし、関西大学卒業後はミキハウスに所属。東京2020オリンピックでは銀メダル獲得、世界空手道選手権大会2大会優勝、アジア競技大会3連覇、全日本空手道選手権大会7連覇など輝かしい戦績を収めています。2024年競技引退。
- Q空手「形」の魅力とは?
- A
初心者からすると「形」は少し難しそうに見えるかもしれませんが、私にとって形は「美しさと理論の融合」だと思います。一つひとつの動作が意味を持ち、正確さと流れが求められるところがとても魅力的です。競技としての完成度を追い求めることはもちろん、自分の身体や心と向き合う時間として、形の稽古は特別な意味があります。私自身が夢中になったのは、そこに「終わりがない学び」を感じたからです。繰り返し稽古することで、少しずつ自分が成長していることを実感でき、その達成感が大きな魅力だと感じています。
- Q現役を終えた今、空手とどう関わっていますか?
- A
試合に出場する立場ではなくなりましたが、今も空手は自分の中で「人生の軸」であり続けています。技術や形の正確さを教えるだけでなく、空手を通じて礼儀や相手を尊重する心を伝えることを大切にしています。
空手を続ける中で培ったものが、今の自分を支えてくれているので、これからも指導という形で関わり続けたいと思っています。
- Q海外にいる日本人や若い世代に伝えたいこと
- A
海外にいる日本人、特に若い世代には、「自分の文化に誇りを持ってほしい」と伝えたいです。海外で暮らしていると、日本人であることを意識する機会が多くあると思いますが、そんなときこそ、自分のルーツを大切にしながら、自分らしさを発揮してほしいです。
夢を追いかける人には、挑戦する勇気を持ち続けてほしいと思います。困難があっても、それを乗り越えることで自分がより強くなれる。日本人としてのアイデンティティを持ちながら、世界に羽ばたいていく皆さんを心から応援しています。
ちびっこインタビュー
福田兄弟×清水希容さん特別レッスン
弟・鷹心くん(9歳)
空手を始めたのは「自分の身を守れるように」と母が勧めてくれたのがきっかけ。
大会でメダルを取るようになり、自信がついて空手がますます好きになったそうです。
清水希容さんからの指導では、足のマッサージや下半身の使い方、審判への見せ方まで、細かく日本語で教えてもらい「すごく嬉しかった」と目を輝かせます。
「メルボルンの試合で、教えてもらったことを全部使ってみたい。いつか日本の大会にも出たいです!」と次の目標も。
兄・兼心くん(12歳)
姿勢の改善がきっかけで空手を始めた兼心くん。
「道場は家族みたいな場所。小さい子に教えるのがすごく楽しい」と、すでに“先生の一面”も。
清水希容さんが道場に入ってきた瞬間は「心臓がドキン」としたとか。オリンピックメダリストに直接学べる喜びをかみしめながら、実際の練習方法を体験できたことが特に印象に残ったそうです。
「僕も優しくて強い選手になりたい」と、未来への決意も。
2人からのメッセージ
「清水希容さん、レッスンありがとうございました。
今も教えてもらった練習をきちんと続けています。またニュージーランドに来てください!」


