AEWV最新状況!申請方法の変更点が発表されました。

AEWV最新状況!申請方法の変更点が発表されました。IMMIGRATION

2022年12月号掲載

ビザエージョントによるニュージーランドビザ最前線

11月中旬までにAccredited Employer Work Visa(AEWV)の申請は20,000件以上ありました。ニュージーランドの労働力不足に伴い、現在のイミグレーションはこのワークビザの審査を優先しており、約50%の審査が完了しています。また公式の審査期間は20営業日ですが、イミグレーションの必要な情報がきちんと揃った申請には約14営業日で進んでいるそうです。雇用主の認可企業申請は約14,000件の企業が申請しており、約79,000件の職業枠が承認されています。つまり、ニュージーランド全体で約14,000の企業が政府から認可されていて、約79,000人がワークビザ申請できる状態です。

メディカルチェックに変更点

基本的に、初めてワークビザを申請する方はフルメディカルチェックが必要です。これまではメディカルチェックを済ませてからワークビザを申請していましたが、これからは先にワークビザを申請し、イミグレーションから発行される整理番号(NZHR)を持ってメディカルチェックをすることになります。この整理番号と申請者がどの種類のメディカルチェックが必要かという情報が紐付けられるそうです。

“Decision-ready application”とは?

先日のイミグレーションセミナーでは”Decision-ready application”という言葉が使われました。これはビザを申請する段階で、できるだけ完璧な情報・書類を提出し、「あとはイミグレーションが承認するだけ」という状態にして申請することです。情報が不足していたり、逆に不必要な書類をたくさん提出すると、ケースオフィサーが追加でチェックを行う必要が出てきて、審査にも時間がかかります。審査も人の目で行われるので、「必要な情報」を「わかりやすく」提出することが大切です。コロナが明けて初めての年末年始です。ニュージーランドの入国には陰性結果証明も、トラベラーズパスも不要になりました。帰国、旅行される方は楽しんでください。

ビザコンサルタント 山下ゆき
Yuki Yamashita
山下 悠貴

永住権やワーク、パートナー、起業等あらゆるビザのサポートをするハンナコンサルタントの日本人移民アドバイザー。20分の無料相談受付中。

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