ニュージーランドに家族移住プランいろいろ

ニュージーランドの法律事務所の移民アドバイザーが、 楽しく安全な海外移住のために、ビザやトラブルについてアドバイス!成功する海外生活のヒントIMMIGRATION

「海外移住」と聞くと何を想像されますか?
欧米諸国やアジアは常に人気の移住先です。今回はニュージーランド現地の雰囲気、実際に移住・留学するとなると、何から始めたらいいのかをご紹介します。

ニュージーランドでの生活

ニュージーランドは英語圏で治安もよく、ワークライフバランスが重視されていることが有名です。季節は日本と逆で、夏のクリスマスにはビーチでBBQという光景も。気候は、北島にある最大の都市オークランドでは、夏も日陰に入ると涼しく、冬も雪が降るほど寒くはありません。地方や南島に行くと景色は一転、広大な自然が広がります。星空や湖はとても綺麗です。カフェやハイキングコースもあちこちにあるので、休日は朝から犬を連れてカフェで過ごしたり、キャンプやウォーキングをしたりして過ごすことがよくあります。年齢や性別による待遇の違いが少ないこともよく知られています。日本食を含めて、アジア系のレストランやスーパーマーケットもたくさんあります。

ニュージーランドでは幼児教育から教育を重視しており、専門の大卒資格を持つ方々のみが先生になれます。子どものうちから自尊心・自立心を育てることが重視されています。小〜高校生も自由席、選択授業制、プレゼンテーションなど…マルチリンガルに育つことに加え、日本の教育と比べると自己表現力を育てることに力が入っています。日本で不登校だった生徒が、ニュージーランドで学校に行けるようになったという例もあります。

特にオークランドでは、様々な国籍の子どもが一緒に学んでいます。子どものうちから色々な文化に接することは、大きな経験になります。同時に、親同士も多様な友達ができる可能性も。

大人の生活はというと、労働環境は残業が少なく休日はしっかり休むのが基本です。個人や家族との時間が重視されており、2023年ワークライフバランスに関する調査では59ヵ国中トップになりました。平均年収はおよそNZD70,000(約600万円)で、家賃は家族だと月に約NZD2,300程度、シングルだと半額くらい。(金額はあくまで目安で、地域や個々の状況により異なります)

家族で移住・長期滞在プラン例

例1)親が就労して家族移住

親御さんどちらかが就労ビザを取得すると、配偶者と小〜高校生の子どもの家族ビザをサポートすることが可能になります。子どもの学費は公立校だと無料になります。

就労ビザの期間は、今年11月27日より、多くの場合は5年です。永住権申請のために5年以上滞在する必要が出てきた場合、延長可能な場合も。(例:ニュージーランドで職歴を積んでいる、など)ACCと呼ばれる事故保険にも加入されます。

例2)親が留学して家族移住

親御さんどちらかが特定のコースを勉強している間、配偶者と小〜高校生の子どもの家族ビザをサポートすることが可能な道があります。この場合も子どもの学費は公立校だと無料になります。

卒業後にも1〜3年のポストスタディワークビザを申請、続けて家族ビザサポートができます。

特定のコースは多くの場合、大学院レベルの勉強、またはニュージーランドで不足している職業(グリーンリスト)のコースが挙げられます。

例3)子どもが留学して親が帯同

子どもが留学生として通学し、親はガーディアンとして帯同。親御さんどちらかが日本に残り働く場合にしばしば選ばれるオプションです。

帯同される親御さんも就労を考えている場合、ガーディアンビザでもパートタイムで就労可能ですが、もしフルタイムの仕事が見つかっても、基本的に途中でビザの種類の変更はできません。親御さんも学生として英語を勉強されながら、パートタイムで働くというパターンもあります。

永住権取得後は?

  • 日本のパスポートはキープできる(もしNZパスポートを保持したい場合は、日本国籍を手放すことになります)
  • 子どもの学費は公立校で無料、大学も現地学生と同じ価格で進学可能
  • 職種・労働時間のしばりなしで自由に働ける
  • フリーランスとして働く、自分でビジネスも始められる
  • 大人が就学したい場合も、現地価格が適用
  • 家などプロパティの購入が可能
  • 自身の親の永住権をサポートできる道も

K3 Legalでは、日本からの渡航、ニュージーランドでの生活中のビザや留学についてのことはもちろん、永住権取得後にビジネスを立ち上げたい、家や土地を購入したい、日本から親を呼びたい、離婚や資産の分配、予期せぬトラブルなど…人生で起こり得るあらゆる案件をご相談頂けます。まずは個人の状況をお伺いして、それぞれに合った選択肢を提案いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

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移民アドバイザー Yuki Yamashita
K3 CONSULTING / ACCOUNTING / LEAGAL

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2023年9月号掲載