Vol.039 夏を告げる野菜!パプリカ(カプシカム)

ニュージーランドの食材で作れる!アオテアロアの恵みレシピ! GOURMET

ニュージーランドではパプリカを「Capsicum(カプシカム)」と呼び、サラダやBBQ、ロースト料理に欠かせない夏の人気野菜です。日本のピーマンに比べて苦味が少なく、太陽の光をたっぷり浴びて完熟してから収穫されるため、甘みと香りがしっかり感じられます。赤・黄・オレンジの色の違いは品種ではなく熟度によるもので、赤がもっとも甘く、ビタミンCはレモンの2倍以上とも言われています。加熱しても栄養が比較的保たれ、焼いても蒸しても美味しく、彩り豊かな料理に仕上がるのが魅力。ファーマーズマーケットや家庭菜園でも夏を告げる野菜として人気で、食卓に季節のエネルギーを運んでくれます。

夏野菜の焼き浸し

色とりどりの夏野菜を香ばしく焼き、だしにじっくりと浸した、涼やかな一品です。
ナス、ズッキーニ、パプリカ(カプシカム)などの野菜本来の甘みと旨みが引き立ち、冷やしても美味しく、食卓にひと口の清涼感を運んでくれます。
一晩おくと味がさらに馴染むので、たっぷり作って翌日もどうぞ。
暑い時期には、前日に仕込んでおけば、手軽な冷製料理として重宝します。昆布だしを使えば、ヴィーガンの方にも喜ばれる優しい味わいに。
夏のバーベキューの副菜としても、きっと活躍してくれる一皿です。

材料(5〜6人分)

●お好みの夏野菜:合計1kg
 •茄子……300g
 •ズッキーニ(コジェット)……300g(約2本)
 •にんじん……200g
 •赤パプリカ……100g( 1/2 個)
 •黄パプリカ……100g( 1/2 個)
 (または、アスパラガス、オクラ、ミニトマト、いんげんなどお好みの野菜でもOK)

●コーティング用オリーブオイル(またはお好みの油):適宜

●浸し液用・調味料
 •だし汁:350ml(昆布出汁、カツオ出汁など)
     (又は水350mlに粉末だしの素小さじ1を混ぜても) 
 •みりん:大さじ4
 •しょうゆ:大さじ4
 •砂糖:大さじ1
 •塩:小さじ ½
 •しょうが(細く刻む):15g

作り方

❶ 浸し液を作る
 温めた少量の出汁に調味料を入れて混ぜ、砂糖と塩をよく溶かす。
 そこへ刻んだ生姜と、冷ました残りの出汁を加えておく。(出汁は全量で350ml)

❷ 野菜を切る
 ニンジンは火が通りやすいように細めに切る。
 ナスは味が染み込みやすいよう、皮目に切り込みを入れてから食べやすい大きさに。
 チェリートマトを使う場合は、竹串や爪楊枝で数カ所穴をあけておくと、加熱しても皮が破れにくい。

❸ 野菜を焼く
 野菜の種類ごとにボウルに入れ、油を少量まわしかけて全体を軽くコーティングする。
 フライパンで種類ごとに焼くか、オーブン使用の場合は天板に並べ、
 180〜200℃で10〜15分、火が通るまで焼く。る。

❹ 熱いうちに浸す
 焼けた順に平らな容器へ移し、熱々のうちに浸し液を上から注ぐ。
 「熱いうちに浸す」ことで、味がしっかり染み込む。

❺ 冷やす
 粗熱が取れたら冷蔵庫へ。

佐々木由美
佐々木由美さん
料理家

ワナカでローカル向けの和食料理教室を毎月開催して今年で14年目。地元だけでなく北島・南島からの参加者もいる教室は今やワナカのアクティビティの1つに。ニュージーランドの旬を取り入れ、日本の文化や風習とともに紹介する季節のレシピを軸に、遊び心ある融合スタイルも提案。ベジタリアン・オプションやグルテン・フリーにも対応。

【Email】japanese.cuisine.wanaka@gmail.com
【FB】Japanese cuisine cooking class @wanaka
【IG】yumi.matcha.wanaka 創作和菓子とお茶 / wa.table.wanaka 季節の料理

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