ニュージーランドは住民一人当たりの年間アイスクリーム消費量が世界一!
国内には約100のアイスクリームブランドがあるといわれているほど。この夏食べたい、ニュージーランドのアイスクリームを紹介しよう。
一人当たり28.4Lのアイスクリームを消費
ニュージーランドで1年間に消費されるアイスクリームの量は、一人当たりおよそ28.4L(2025年World Atlas調べ)。2位のアメリカは20.8L、3位のオーストラリアは18Lで、比較するとキーウィがいかにアイスクリームを食べているかがわかるだろう。ちなみに日本は約6.7Lで、ニュージーランドの4分の1以下。また、ジェラート発祥国のイタリアは約8Lで、世界9位に位置している。
ニュージーランドならではのフレーバーといえば?
ニュージーランドで若者に人気No.1のアイスクリームフレーバーはクッキー&クリーム(2023年Censes At School調べ)。以下、チョコレート、バニラ、ミントチョコレートチップと続く。これらは日本でもおなじみの定番フレーバーだが、ニュージーランドらしいものを味わいたいならホーキーポーキー(Hokey Pokey)を試してみよう。ホーキーポーキーとは、バニラアイスクリームにカルメ焼きに似たハニーコムトフィーの粒を混ぜたもの。カリッとした食感がアクセントで、クセになるおいしさだ。ホーキーポーキーという名前は、19世紀頃にアイスクリームを売る露店商人が客寄せに使っていた言葉に由来するという。
ほかに、日本ではあまり見かけないボイセンベリー(Boysenberry)もおすすめ。ボイセンベリーはキイチゴの一種で、甘酸っぱくて爽やかな風味が魅力だ。

ニュージーランドのアイスクリームがおいしいワケ
酪農国であるニュージーランドは総じて乳製品の質がよく、アイスクリームも例外ではない。また、アイスクリームと表記できるのは乳脂肪分10%以上と定められており、濃厚でクリーミーに仕上がるのも特徴。日本では乳脂肪分8%以上あればアイスクリームに分類できる。

スーパーマーケットで買える、主要アイスクリームブランド
Tip Top
1935年にウェリントンで創業し、90年の歴史を誇る国内最大手。「ニュージーランドでアイスクリームといえばコレ」といっても過言ではないほど一般的に知られており、定番の2L入りのほか、コーンタイプのトランペット(Trumpet)、フルーツを使ったフルジュ(Fruju)、氷菓のポプシクル(Popsicle)、キャドバリーやオレオとのコラボアイスなど商品展開も充実。全国のデイリーストア(一部店舗を除く)ではコーンやカップでスクープ売りされている(→P.21)。
ファクトリーツアーに行ってみよう!
オークランドの本社で月~木曜の10:00と14:00にファクトリーツアーが開催されている。
所要約1時間で料金は大人$15 / 子ども(14歳未満)$12.506歳未満は無料。
公式サイトから要予約。
Kapiti
ウェリントン郊外の農場で1984年にスタートしたブランド。アイスクリームのほかにチーズも有名。ネルソン産ボイセンベリー、マールボロ産ソルトなど地元産の素材を使っていることが特徴。イチジク&マヌカハニー、パッションフルーツ&カマヒハニーなどほかにはないユニークなフレーバーもある。現在はTip Topで製造されている。ソルベやプラントベースの商品もある。
Kohu Road
ファミリーのレシピをもとに2007年に創業し、数々のアイスクリームアワードに輝いたプレミアムブランド。オークランドのニューリンにファクトリーショップ「Mt. Atkinson Coffee」あり。自然素材にこだわり、ほとんどのフレーバーがグルテンフリー。食品添加物を使用せず、ソルベはすべてビーガンなので健康志向の人にもおすすめ。甘すぎない上品な子供味が支持されており、人気フレーバーはダークチョコレートと抹茶グリーンティー。
Motueka Creamery
ネルソン郊外を拠点に新鮮なミルクやフルーツを使って丁寧に作られている。バニラ、ベルギーチョコレート、キャラメルフラッペなどフレーバーは6種類。「マウント・アーサー・スノーフォール(バニラ)」や「バーク・ベイ(ベルギーチョコレート)」という風に、それぞれインスピレーションを受けた地元の地名がつけられているのもユニーク。スーパーマーケットで市販されているのは1L入りのみ。
Lewis Road Creamery
2014年にチョコレートミルクが爆発的なヒットを記録したことで知られる乳製品メーカー。「フロム・ファーム・トゥ・テーブル」をモットーに、オーガニック牛乳、バター、クリームなどの質に定評がある。グラスフェッドミルクを使った乳脂肪分16%以上のアイスクリームは濃厚でまろやか。
Little Island
乳製品不使用、グルテンフリー、GMO不使用のビーガンアイスクリーム。牛乳の代わりにココナッツクリームが使われており、くちどけなめらかでややさっぱりとした味わい。
Duck Island
酪農地帯のワイカト地方で2015年に創業。地元の旬の素材を使って作るアイスクリームはフレーバーの種類も豊富。期間限定の特別フレーバーも随時登場する。







