Vol.034 味噌の栄養素を最大限に摂れる簡単レシピ

ニュージーランドの食材で作れる!アオテアロアの恵みレシピ! GOURMET

味覚を使い心身を中庸に

この季節になると、心が沈みやすかったり体のだるさを感じやすくなったり…もしかすると、気分の落ち込みや不安感に関係しているHappyホルモンのセロトニンが不足気味なのかもしれませんね。

そんな時は、味覚の力を借りてみることができます。

それは幼い頃から慣れ親しんだ味や香りを楽しむことで、心や感情の安定につながりセロトニンレベルを少し上げることができるからです。

日本の代表的な調味料の一つ、味噌は、正にその一つかと思います。

味噌にはセロトニンの分泌を促す働きのあるトリプトファンと言う成分が含まれています。特に海外暮らし組は味噌の味に癒されやすいのではないでしょうか。

日本の味噌は大豆や豆、麦に塩と麹(こうじ)を加えて発酵することで、独特の旨味を持っています。

この日本の伝統的な発酵調味料「味噌」は、その深い味わいと栄養価そして日本食と言えば「ヘルシー」という印象も手伝い今やその認知度は高まるばかりです。

日本産味噌の輸入量の多い国は、アメリカ、中国、オランダ、韓国、台湾の順となっています。使用方法は味噌汁だけではなく、ドレッシング、ディップ、肉魚料理、そしてデザートの隠し味として活躍しています。

味噌は加熱温度が大切になります。それは味噌の中に生息している乳酸菌は50℃、酵母は70℃前後で死滅するからです。味噌汁を作る際の味噌を入れるタイミングは、火を止めて少し冷ました状態で味噌を溶き入れると乳酸菌や酵母菌を生きたまま摂取することができます。

味噌の栄養素を最大限に摂れる簡単レシピ

この季節が旬のレモンやライムを使い、とても簡単で爽やかな味噌ドレッシングをご紹介します。
温野菜や麺類、そしてシンプルに調理をした魚や肉料理との相性も抜群です。

味噌ドレッシング

赤味噌や八丁味噌は白みそよりも塩分量が高くなっています。味噌の種類により塩分やコクが違ってきますので、ハチミツや醤油の量を調節してお好みの味に仕上げてみましょう。

味噌ドレッシング

材料

生姜汁:小さじ1
白味噌:大さじ5
ハチミツ:大さじ4
醤油:小さじ1
米酢:大さじ6
オリーブオイル:大さじ6
ごま油:大さじ1
レモンまたはライム:1個

作り方

❶ ボールに生姜汁、白味噌、ハチミツ、醤油、米酢を入れてよく混ぜ合わせる。
❷ ❶ にオリーブオイル、ごま油を加える。
❸ レモンやライムを絞り果汁を少しずつ加えて好みの酸味に調整する。
❹ お料理にかけてお楽しみ下さい。

※ドレッシングを数日で使い切る場合は室温で保存可能ですが、冷蔵庫保存の場合はオリーブオイルが固くなるので、お使いになる前に常温に戻してからお使いください。


Kuniko Maruyama

丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ・パーソナルシェフ

自身と多くの方の体質改善に胃腸の立て直しの重要性を痛感し、消化吸収されやすくタンパク質、アミノ酸やコラーゲンも豊富でうま味のある、伝統的なボーンブロスがとても役に立つことを経験。現在は、手軽に使えて携帯にも便利な牧草牛粉末ボーンブロスを国内外に紹介中。
美味しく食べながらパフォーマンスを高めたい方向けのヘルスコーチ兼パーソナルシェフとしても活躍中。

【Web】www.umamilife.net
【FB】facebook.com/yesumamilife
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