【WEB限定】コロナ禍の帰国体験インタビューVol.2 「ニュージーランドから日本編」(2022年2月中旬)

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NZ政府から国境再開の段階的緩和の5ステップについて発表され、コロナによって閉ざされてきた国境もついにオープンする。前回帰国体験インタビューに答えて下さった旅行会社勤務、オークランド在住純子さんに、前回の帰国とは異なる点や4回目の往復で感じたコロナ禍の移動の変化や状況についてお話を伺った。

※2022年2月時点での情報を元にして記載しています。

ニュージーランドから日本編

前回帰国されたときに準備したものは航空券の他にMIQバウチャー、コロナ陰性証明、日本で必要な位置確認アプリでしたが、今回新たに準備する必要があったものはありましたか?
反対に準備しなくて良くなったものがあったら教えてください。

ニュージーランド帰着時のMIQが3月13日深夜から撤廃されることになったので、当初3月13日の朝到着だったニュージーランド航空のフライトを1週間後に変更し、その後MIQバウチャーはキャンセルしました。出発72時間以内のコロナ陰性証明は引き続き必要でした。新たに準備するものとしては、外国渡航用のワクチンパスでした。(NZで接種され、NZから外国に渡航する方)

ニュージーランド国内でいつもレストランに着席する際に提示するワクチンパスとは異なるものなので要注意です。2月からニュージーランド航空の搭乗にはワクチン接種証明の提示が必要となったため、この提示が求められたのだと思います。空港でチェックインの際にVaccination Certifecate for International Travelを見せてと言われ、はじめは何を言われているのかわからず焦りましたが、その場でダウンロードして事なきを得ました。

※ニュージーランド航空搭乗の際はワクチンパスの提示が必要でしたが、他の航空会社を利用する場合はそれぞれの航空会社へ問い合わせの上ご確認ください。

オークランド空港の状況は、2021年の帰国と比べて変化はありましたか?

私のフライトがラロトンガとオーストラリア行きのフライトと同じ時間帯だったためか、リゾート気分の観光客の姿もちらほら見かけました。ゲート近くのお土産屋さんが2年ぶりに営業している様子が新鮮に見えましたが、マクドナルドは相変わらず閉店していました。

ラロトンガやオーストラリアに行く観光客らしき人たちの姿も

日本に到着後、入国手続きにどのくらいの時間がかかりましたか?

コロナ検査(唾液)まで待つことはほとんどありませんでしたが、検査結果を待つ待機場では30分以上待たされたと思います。入国までは約2時間でした。その後、予約していたレンタカーで実家まで向かいました。

日本での自主隔離は何日でしたか?また、自主隔離中はどのように過ごされましたか?

今回は2月24日に到着して翌日から7日間の自主隔離でした。

3月1日からの水際対策変更で、陰性証明が提出できれば自己隔離期間が短縮になるという連絡がありました。しかしまた費用をかけて検査に行くのも面倒なため、そのまま7日間過ごしました。

日本の自己隔離は生活に必要な必要最低限の食料などを購入するための外出は許可されています。日本でもオミクロン株の感染が拡大し、極力自宅で待機するようにして過ごしました。

MYSOS

これから日本へ帰国される方に向けて、純子さんの体験を踏まえてアドバイスをお願いします。

日本側の受け入れ状況も日々変わっているので、帰国前によく確認しておくことをおすすめします。

今回の日本滞在中にニュージーランド帰着時の自己隔離が廃止になりました。外国人のニュージーランド入国時の隔離対策も徐々に緩和されていくのではないかと思われます。

また、3月からワクチン3回接種していれば日本入国後の自己隔離が免除、そして自宅までであれば公共交通機関も利用できるようになったようです。

※NZや日本の政策は日々情報が更新されるため、渡航前に最新情報を各自ご確認ください。

入国時の健康チェック表とコロナ検査の陰性証明