ニュージーランドで生活をする際、混雑した場所でテロなどの襲撃から身を守る方法とは

ニュージーランドの防犯情報LIFESTYLE

ニュージーランドに住む我々は、他の人と一緒に繋がり、集まり、社交し、社会活動に参加することを重んじます。その際に混雑した場所での作業や利用、訪問が含まれる場合があります。混雑した場所はその性質上、攻撃の標的になる可能性があり、我々にさらなるリスクをもたらす場合があります。

政府関係者や混雑した場所の所有者や運営者、コミュニティの主催者、一般の人々など、誰もが混雑した場所を安全に保つために果たすべき役割を担わなければなりません。

尚、現在の国家テロ脅威レベルは、首相省および内閣のウェブサイトで入手できます。
(Counter-terrorism | Department of the Prime Minister and Cabinet(DPMC))

やらなければならない事

ニュージーランドに住むすべての人々は、混雑した場所での襲撃やそのリスクを発見し防止する責任があります。混雑した場所での作業、またはそのような場所を利用する場合、皆が周囲に注意を払い挙動が異常な不審者などを発見したら警察や周りの人々(警備員やイベント関係者など)に報告する必要があります。緊急の場合は111に電話してください。

襲撃などの情報が緊急を要しない場合は以下の方法でリポートできます。

105.police.govt.nzでオンラインリポートをするか105に電話する。

• 最寄りの警察署に行く。

• 匿名でリポートをしたい場合はCrimestoppersに電話する(0800 555 111)

• NZSIS (New Zealand Security Intelligence Service)0800 747 224に連絡をする。

三原則(逃げる・隠れる・報告する)

逃げる
安全な脱出方法を見つけた場合は、直ちにその場から離れてください。安全な場合は、速やかに静かに危険から離れてください。 可能であれば携帯電話を持ち歩きましょう。ただし、危険にさらされる場合は取りに戻らないでください。

隠れる
視界を避け、携帯電話をサイレントにします。可能な場合はドアや窓を施錠し、入り口にバリケードを設けてください。隠れている場所を見つけられないように、ドアから離れ、できるだけ静かに隠れてください。 

報告する
安全なときに111に電話して警察に通報してください。あなたの位置、周囲の状況、攻撃者、発生した出来事について、より多くの情報を提供できるほど良いでしょう。

身近なトラブルに関する問い合わせはニュージーランド警察(エスニックサービス)まで

遠藤 貴司 – Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
E-mail: ethnicauckland@police.govt.nz