水辺のトラブルを避けるには

ニュージーランドの防犯情報LIFESTYLE

夏の水辺での安全ガイドライン

サマーシーズンになり、ビーチや水辺に行く機会も増える時期です。海や川、湖などの自然は時に過酷で、一歩間違えば重大な事故に遭う可能性があります。その様な場所に行く際には必ず考慮して頂きたいことが幾つかあります。

まず第一に、危険を検知することです。水は、安全そうに見えても危険な場合があります。 危険を見つけて避けることを学びましょう。 暖かい屋内プールと冷たい屋外の海や湖では環境がまったく異なります。波や潮の満ち引き、離岸流(岸から沖へ向かって流れる海水の流れ)はよく知られている危険要因のひとつです。特に湖などの淡水で泳ぐ場合は気を付けてください。ライフジャケットの着用はトラブルに巻き込まれたときにあなたの命を守ってくれるでしょう。

二つ目に、事前に計画を立て安全上のアドバイスを受けましょう。特別な旗や通知が危険を警告する場合があります。サインの意味を理解し、指示に従ってください。水辺に近づく前に、状況、潮汐、海洋予報を確認してください。天候が良くない場合は、危険を冒さずにその場から離れてください。

三つ目に、一人では水辺に行かないことです。特にお子様は必ず大人と一緒に行くようにしてください。大人の方々も常にお子様の目を離さないようにしてください。

最後に考慮していただきたいことは、助けを呼ぶ方法や手段を事前に知っておくということです。緊急時に何をすべきかを知っていれば、自分以外にも他の人を助けることができるかもしれません。ご自身の携帯電話のシグナルがあるのか常に確認し、最寄りのAEDの場所を把握することも大事です。水上でトラブルに遭遇しても、落ち着いてすぐに111番に電話して助けを求めてください。

ご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

我々ニュージーランド警察は、観光客や留学生、短期滞在者を含めたすべての人々が犯罪被害や交通事故被害、死亡事故に遭わず、どこに居ても安全に過ごせることを目標に掲げ公務を行っています。ニュージーランドに滞在するすべての方々が安全に日々の生活を送れる様、心より願っています。

遠藤 貴司 – Takashi Endo
Ethnic Liaison Officer

身近なトラブルに関する問い合わせはニュージーランド警察(エスニックサービス)まで

遠藤 貴司 – Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
E-mail: ethnicauckland@police.govt.nz