日本人ディーラーが教える 冬のNZドライブ、愛車にも“衣替え”を!

車のトラブルを防ごう  LIFESTYLE

1.タイヤと冬道の安全対策はしっかりと

ニュージーランドの冬は、場所によってまるで別世界。南島の山間部や橋の上、日陰では、見た目では分からない“ブラックアイス”(路面凍結)に要注意です。ツルッといったら、笑い話では済まないことも。タイヤの溝、ちゃんとありますか?

タイヤの溝が浅いとスリップしやすく危険。クイーンズタウンやテカポ周辺では、スノーチェーンの携行が義務の道路もあり、4WDでもチェーンが必要になることがあります。装着方法は一度練習しておくのがおすすめ。オークランドでは雪は降りませんが、「ちょっと南にドライブでも」と気軽に出かけた先で雪に出くわすなんてことも。念のためチェーンを積んでおくと安心です。どの地域でも共通なことは、スピードは控えめに!急ブレーキ・急ハンドルはNG!安全第一で冬を楽しみましょう。

1.タイヤと冬道の安全対策はしっかりと

2.バッテリーの寿命に注意

朝、エンジンをかけたら「キュル…キュ、キュ…」と頼りない音。それ! バッテリーの寿命が近いサインかもしれません。特に、日本から輸入された車は寒冷地仕様でないことが多く、冬場の「バッテリー突然死事件」は意外とよくあります。エンジン始動時にセルモーターの回りが弱く感じたら要チェック。早朝に車を使う人は特に注意です。交換の目安は3〜5年。冬が来る前に、バッテリーの健康診断をしてあげましょう。

3.ウォッシャー液とワイパーを冬仕様に

冬の朝は霜と霧がセットメニュー。フロントガラスはあっという間に曇り&汚れのオンパレード。ウォッシャー液が頼りですが、凍って出ない=前が見えない=かなり危険!

市販のウォッシャー液は水で薄めるタイプが多いですが、水を入れすぎると凍ります。
水だけ入れるのは絶対NG! 凍結防止タイプを、パッケージの指示通りに正しく薄めて使いましょう。
そして、ワイパーのゴム。ゴムが硬くなっていると、仕事しません! 霜や雨をうまく払えず、視界がモヤモヤに。冬前に点検&必要なら交換を。

ウォッシャー液とワイパーを冬仕様に

4.曇ったガラスの内側にも要注意

外が寒くて中が暖かいと、フロントガラスは「今すぐ曇ります〜」と言わんばかりに真っ白に。外気導入が自動で切り替わらない日本車も多いので、「外気導入」モードにセットされているか確認しましょう。

5.ヒーターが効かないときは要注意

「なんかヒーター、ぬるいんだけど…」それ、冷却水不足やヒーターコアのトラブルの可能性大です。放っておくと、エンジンのオーバーヒートや大きな修理につながることも。「ちょっと寒いくらい我慢するか」では済まないかもしれません。違和感を感じたら、早めに整備工場で見てもらいましょう。

6.冬こそライトの早め点灯を

冬のニュージーランドは、霧や曇りの日が多く、夕方もあっという間に暗くなります。そんな季節こそ、ライトの早め点灯が大切です。日本車にはオートライトが付いていないものも多いため、「少し暗いかも」と思ったら、迷わず点灯を。自分の視界を確保するだけでなく、周囲からの視認性も高まり、事故防止につながります。あわせて、ヘッドライトやブレーキランプの点灯チェックも定期的に行いましょう。安全は、見えることと見られることから始まります。

冬こそライトの早め点灯を

最後に

冬の道は一見穏やかそうに見えて、油断した頃に落とし穴が待っているもの。
だからこそ、車も気持ちも“冬モード”に切り替えておくことが、安全で快適なドライブのカギです。そして、任意保険の確認と保険会社・ロードサービス(AAなど)の連絡先メモもお忘れなく!
事故やトラブル時の英語でのやりとりに焦らないように、連絡先はスマホかグローブボックスに常備しておくと安心です。

この冬『Gekkan NZ』読者様限定!
フルサービスを $207(GST inc)でご提供!!
まずは、お気軽にお問い合わせを

Mazda homegrown Direct imports Ltd (MAHO)

Mazda homegrown Direct imports Ltd (MAHO)
平尾 南央希

12歳からニュージーランドに留学し、2018年から車業界に携わっています。経験と知識、フレンドリーさを生かし、お客様に快適なカーライフをご提供させていただきます!お気軽にご連絡ください!

Phone: 027 645 6246
Email: naoki@maho.co.nz
Web: https://www.maho.co.nz

MAZDA HOMEGROWN

タイトルとURLをコピーしました