オークランドでは、食のビッグイベントが2つ続けて開催されました。
6月末には業界関係者向けの「Fine Food New Zealand」、そして7月末には一般来場者も楽しめる「The Food Show Auckland」。
いずれも最新の食トレンドや新商品が一堂に集まり、多彩な出展者が熱気あふれるブースを展開。
編集部も取材に訪れた会場の様子を写真とともにご紹介します。
Fine Food New Zealand 2025
業界注目の新商品と出会う、プロフェッショナルのための展示会
「Fine Food New Zealand」は、飲食・小売業界関係者を対象としたビジネス展示会。最新の食材や製菓、業務用設備が並び、商談の場としてもにぎわいます。オーストラリアから参加していた日本人スタッフによるピザブースも発見。製品を試しながら商談を進めるバイヤーの姿が多く見られました。会場は国際色豊かで、ビジネスチャンスを求める熱気に包まれていました。
The Food Shoe Auckland 2025
試食と出会いがいっぱい!オークランド最大の食の祭典
一般来場者でにぎわう会場は、試食や体験型ブースが大人気。
ワインや日本酒などアルコールのテイスティング販売も充実し、クッキーやソーセージ、チーズなど、多彩なグルメが勢ぞろい。
スーパーでおなじみの大手ブランドだけでなく、地方からの小規模店舗や新進ブランドの出展も多く、ここでしか出会えない新商品も楽しめます。なかでも、日本企業のロッテや味の素のブースには、日本の味を懐かしむ来場者や現地の日本食ファンが立ち寄り、人気を集めていました。お店の人や生産者から直接話を聞き、実際に試食しながら商品を選べるのも魅力。
なかには小売店の半額以下で購入できる掘り出し物もあり、会場にはキャスター付きスーツケースを引く常連さんの姿もちらほら。「See you next year!」と笑顔で交わす声もあちこちから聞こえ、年に一度のこのイベントを心待ちにしているリピーターも多いようです。また、料理研究家や有名シェフによるデモンストレーション、ワインやカクテルのテイスティング会など、場内イベントも盛りだくさん。
終日、熱気と笑顔があふれる一日となりました。

















