カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』がゴールデングローブ賞7部門にノミネート

米国アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞の候補作品が発表され、ジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が、作品賞や監督賞、主演男優賞など7部門にノミネートされた。

ウェリントン出身のカンピオン監督は、1993年公開の「ピアノレッスン」でカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールや米アカデミー賞(脚本賞ほか)、ゴールデングローブ賞(主演女優賞)など各賞を受賞したことで知られる、ニュージーランドを代表する映画監督の1人。

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は同監督が脚本も担当した12年ぶりの新作。設定は1925年で、米モンタナ州の牧場を舞台に、強者と弱者が交錯する人間関係の二面性を緊張感を持って描く。撮影は2020年からオタゴ地方で行われ、西部劇を思わせる風景が作品によく合っている。

同作品は、今年9月のベネチア国際映画祭で初上映され、監督賞にあたる銀獅子賞を受賞したほか、トロントやニューヨーク、東京などの映画祭で上映された。現在は名画座系で上映中のほか、動画配信サービスでも配信されている。

ゴールデングローブ賞の発表と授賞式は、現地時間で来年1月9日日曜に行われる。第79回を数える同賞は、ハリウッド外国人映画協会が選定するが、同会員87人の中に黒人が1人もいないことなどで批判を受け、今回は参加の一部辞退やテレビ中継の中止を招いている。

<参照>RNZ News(英語原文)
https://www.rnz.co.nz/news/world/457852/golden-globe-awards-jane-campion-s-the-power-of-the-dog-leads-nomin

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