専門コースを学び永住権取得へ!2つのパスウェイの紹介

専門コースを学び永住権取得へ!2つのパスウェイの紹介IMMIGRATION
ビザエージョントによるニュージーランドビザ最前線

最近では、多くのお客様から「NZの永住権を取りたい!しかし、何から始めるべきか、自分の経歴等が条件を満たしているかわからない」という声が届きます。永住権申請の高いハードルを前に、混乱し、諦める方も少なくありません。

永住権といっても、申請方法は様々ですが、STR*1WTR*2の二つの道を使い、永住権に繋げられるパスウェイがあります。その中でも、学校数、コースの種類、就職活動の難易度を考慮し、オススメのコースをご紹介いたします。どちらも、専門知識を必要とする職なので、決められたコースを修了しなければなりません。

STRの分野では、コース卒業後、ジョブオファーをもらえた時点で、永住権申請が可能になります。特にオススメの業種は、約1年半から2年間でコースを卒業できる「コンストラクションマネージャー・建築積」です。現在、ニュージーランドは建設ブームで、ビルや地下鉄の建設が進んでいます。現場での働き手は多いものの、この様な専門的な知識を持つ人材が不足しているのが現状です。建築関係と聞くと、男性のイメージが強くありますが、最近では、女性の学生さんも増えてきているそうです。

WTRの分野では、「保育士」「介護士」の道がオススメです。約1年から1年半のコースに通い、卒業後はポストスタディーワークビザを申請、職歴を2年間積んだ後に、永住権申請が可能です。ただ、「保育士」については、コースの入学条件がIELTS7.0で高い英語力が必要になります。

この2つのパスウェイの大きな違いは、「永住権申請前の2年間の就労が必要か、否か」です。どちらのコースも、英語力・コースのレベル・時給などの条件を満たさなければならないため、人それぞれの学歴やこれまでの資格によって異なりますが、最短のパスウェイになることは間違いありません。

ニュージーランドの移民政策が目まぐるしく変更される中、この様に永住権への近道がある今がチャンスかもしれません。ハンナコンサルタントでは、最新の情報をアップデートし、学校入学から永住権取得までの道をサポートさせていただきます。

*1 STR: Straight to residence *2 WTR: Work to residence
※この記事は LIA201001470 Yi Wang が作成したものを翻訳したものです。

eika minami
Eika Minami
南 栄華

永住権やワーク、パートナー、起業等あらゆるビザのサポートをするハンナコンサルタント代表。
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2023年5月号掲載