数年来ストップしていた永住権がついに再オープン!

永住権 再オープン ペアレントカテゴリーIMMIGRATION

2022年11月号掲載

ビザエージョントによるニュージーランドビザ最前線

ペアレントカテゴリー

2016年からストップしていたペアレントカテゴリーがついに再開されます。ニュージーランドに住んでいる子どもがスポンサーとなり、親をニュージーランドに呼ぶことが可能です。これまで1年当たり1000枠の承認件数が、2500枠に増えました。さらに、スポンサーは年収基準をクリアする必要があるものの、今回の改訂で条件は以前に比べて低くなりました。この改定により、より多くの人々が親を呼ぶことが可能になりました。スポンサーはニュージーランド永住権保持者または市民であり、3年以上ニュージーランドに住んでいることが条件です。直近3年間のうち、少なくとも2年間は給与条件を満たしている必要があり、スポンサーは子ども1人または共同スポンサーも可能です。共同の場合は子どもとそのパートナー、または今回の改訂で子ども2人(例えば兄弟)でもスポンサーが可能になりました。

11月14日に審査待ちのEOI*1申請(10月12日までに申請されたもの)のセレクションが始まります。それ以降は3ヵ月に一度行われ、先に申請されたものから順番で選ばれます。10月12日以降に受けた申請は、来年月からセレクションが始まります。これは申請順ではなくランダムで選択され、最大2年間プールされます。なので急いで申請せず、来年8月が近づいてから申請するとセレクションされるチャンスが延びます。

技能移民カテゴリー

11月9日には技能移民カテゴリー(SMC*2)のセレクションも再オープンすることが発表されました。当日のセレクションは従来の160ポイントが適用されますが、次回、来年の1月18日からは180ポイントに上がります。それ以降のセレクションは毎月第三水曜日に行われます。今年5月9日以前に申請されたEOIは11月の第1回セレクションで選択されなければ失効し、5月9日以降に申請したEOIは申請日より6ヶ月有効です。

国境再開に続き、長らくストップしていた永住権もついに再オープンしました。ニュージーランドで暮らしたい方には、久しぶりに明るいニュースとなりました。

*1 Expressions of Interest *2 Skilled Migrant Category

ビザコンサルタント 山下ゆき
Yuki Yamashita
山下 悠貴

永住権やワーク、パートナー、起業等あらゆるビザのサポートをするハンナコンサルタントの日本人移民アドバイザー。20分の無料相談受付中。

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