Vol.016 皮はパリッ!中身はホクホクな、グリルドポテト

ニュージーランドの食材で作れる!NZの夏を楽しむ アオテアロアの恵みレシピ!GOURMET
新年の抱負 旨味のある時間を大切に

愛犬花や小さな子供たちをお手本に、喜怒哀楽を素直に受け入れながら、自分の思いを行動に移す!をテーマに、目指せ!胃腸美人!フライング・ヒーリングシェフとして、胃腸を整えることで、心身ともに更に軽やか過ごせる時間が増えることを、一人でも多くの方に体感して頂けれるように活動を続けたいと思っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします♥

丸山国子

じゃがいも Poteto

じゃがいもは保存性が高いので季節を問わず楽しめますが、ニュージーランドでは今が新じゃがの季節!

お料理に合わせてじゃがいもの種類を使い分けると、
料理の腕がワンラックアップ!

茹でてモチッとした食感を楽しむ:Nadine, Draga, Perlas

焼いたりマッシュポテトにしてホクホク食感を楽しむ:Agria, Fianna, Red Jacket

特に料理方法を問わない:Vivaldi Gold, Rua, Moonlight

じゃがいもの選び方

皮が緑色、芽が伸びている、しなびている、傷がついているものは避け、固くてしっかりした物を選び、冷暗所で保存しましょう。

フランスでは別名「大地のリンゴ」

ニュージーランドでは主食にもなっているじゃがいも。もちろんご飯同様にそのでんぷんは、体内で消化されて糖質となりエネルギー源として働きます。

そして驚くことに、じゃがいもには同量のリンゴの倍以上のビタミンCが含まれています。ビタミンCは風邪予防や疲労回復には欠かせない栄養素の一つです。そして一般的なビタミンCは加熱調理に弱いのですが、じゃがいもの場合は加熱調理に強いことが特徴になります。

その他にB6、ナイアシン、カリウム、食物繊維も豊富に含まれており、これらは高血圧や浮腫、そして腸内環境の改善に役立つ栄養素の一つです。

じゃがいもは米やパン同様に炭水化物が豊富なので適量を美味しく頂きましょう。
表面はカリッと中身はホクホクに仕上がる、簡単なじゃがいも料理をご紹介します。    
コツは下茹ですることだけ!出来立ての熱々を是非お楽しみ頂ければと思います。

材料

新じゃがいも:適量
オリーブオリル:適量
塩、こしょう:適量

作り方

❶皮はそのまま残して、好みの大きさに切る。大きく切ると中身のホクホク感がより一層楽しめる。
❷鍋にじゃがいが隠れる位まで水を入れて茹でる。じゃがいもの断面を見て、厚さの半分は透明で中心部は生の状態になったらお湯から引き上げて冷ます。
❸オーブンの予熱220℃
じゃがいもの水滴を拭きとりオリーブオイルで和える。表面がきつね色になるまで焼き上げる。
❹塩こしょうで味を調える。ボーンブロスパウダー*を振りかけると、うま味と身体に吸収されやすいタンパク質が取れるので、より健康的に美味しく頂けます。

*うま味ライフのサイトもしくはAmazonジャパンよりお買い求めいただけます。

Kuniko Maruyama

丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ

栄養指導回数は1万回以上。メタボ・アンチエイジング・体質改善・便秘など、ホリスティックなアプローチでプログラムを提供。ズボラ管理栄養士の瞬間クッキングも好評。自身の体質改善の際に”全ての病は腸から始まる”というヒポクラテスの名言を体感するなかで、ボーンブロスに魅せられ、手軽なボーンブロスの素を国内外に紹介中。

 2024年1月号掲載