ブルーベリーファームでのピッキングのお仕事

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こんにちは!GekkanNZ スタッフのらんです。

今回は、NZで有名なファームジョブについてお話ししようと思います。

野菜やフルーツの収穫が盛んなNZ。特に夏にかけてファームジョブが盛り上がり、1~3月にかけてはチェリーやブルーベリー、キウイやアップル、ワイン用の葡萄など様々なフルーツが実をつけ、色々なファームがピッカー(フルーツを収穫する人)・パッカー(フルーツをパッキングする人)を募集しています。

募集はネットの掲示板や、現地のバックパッカーの張り紙などで行われています!

今回私がおすすめするのはブルーベリーファームでのピッキングのお仕事です。

私がブルーベリーファームで勤務を始めたのは12月上旬くらいからでした。ブルーベリーを入れる箱と踏み台がセットになった手押し台車を持ってファームの中を進んでいき、たまに踏み台に乗ったりしながら指定された場所のブルーベリーを摘んでいきます。プチプチと採ったベリーを首に下げている容器に入れ、それがいっぱいになったら手押し台車にある大きいケースに入れていくだけなので、筋力皆無のもやし女こと私でも無理なく作業できました。

日によっては○kg取れたら○ドル追加!といったボーナスデーもあったりします。コツを掴むと早く採れるようになるので、人によっては1週間で1000ドルくらい稼げたりもするみたいです。

私がいたファームは出退勤が自由で、その日仕事に行くか行かないかは本人次第。稼ぎたい人は長時間入ってたくさん収穫してボーナスをもらえるし、自分の時間を優先したい人は自分が必要な分だけお金を稼いで帰ることもできるという、非常に自由な環境でした。

これは人をダメにするシステムでは……と自分の自制心を心配していましたが、結局ほとんど休むことなく黙々とブルーベリーを摘み続け、気づけば年が明けていました。そして外出するあてもないのでお金も勝手に貯まっていました。貯金にはもってこいの環境です!……が、現地に行く前に一応、最寄りのスーパーの場所等は確認しておいた方が安心かと思います。

ブルーベリーは12~1月上旬ごろは盛んに実り、1月中旬~2月上旬にいったん謎のトーンダウンをしたあと、2月中旬くらいからまた沢山の実をつけ出し、そのまま4月中旬~5月上旬くらいまで収穫ができます。

2月・3月は収穫量も多くなり、ボーナスデーの頻度も上がりますが、ピークタイムなだけにピッカーの数も一番多くなります。

私の行っていたファームには近くに宿がついていましたが、最初は10数人ほどだったメンバーが、繁忙期のこの時期は100人ほどになっており、キッチンも洗濯も共有ルームも、空きを見つけるのに一苦労でした。廊下でも共有ルームでもいろんな言語が飛び交っていて、これは日本ではなかなか経験できない環境かもしれません。

3月以降は多くのファームでキウイ収穫がスタートするため、多くの人はそちらに移動していきました。キウイのほうが一般的にお給料は高いのですが、やはりそのぶんガッツリ体力仕事。もやし女にはとても無理そうな気配を察知し私は早々に諦めましたが、体力に自信のある人にはキウイピッキングもいいかもしれません!

去年は人が少なかったせいか単純にブルーベリーが豊作だったのか、5月中旬頃まで仕事があったのですが、通常時のシーズンは4月下旬くらいまでだとか(※地域/ファームによります)。

今からブルーベリーで一攫千金を狙うのもいいかも?!