オークランドのレベル3を2週間延長、22日金曜に新戦略を発表

10月18日に発表された新型コロナウィルス市中感染の新規感染は60件。57件がオークランド、3件がワイカトの事案で、オークランドの22件とワイカトの2件が感染経路不明だ。

アーダーン首相は、オークランドで発令中の新型コロナ警戒レベル3(ロックダウン)をさらに2週間延長すると発表した。同様に感染が継続しているワイカトの一部についてもレベル3を22日まで維持する。ノースランドについては、感染拡大のおそれが減ったとして10月19日火曜午後11時59分からレベル2に移行する。

アーダーン首相は、ワクチン接種推進の日とした先週末の「スーパー・サタデー」に12万9995打の記録的な接種回数を達成したとして、この取り組みは成功したと評価した。この結果、ワクチン1回以上接種率は2%上昇して85%となり、2回完了率は3%上昇して65%となった。特にオークランドは、1回以上接種率が89%、2回完了が71%になり、他市をリードした。しかし、政府が目標にしているのは、2回完了が90%以上だ。

アーダーン首相は、オークランドでレベル3ルール違反が見られることについて、ルールの順守を改めて強調した。ワクチン接種率が上昇したことで、アーダーン首相は今後を見据えたリスク別対応システムについて22日金曜に発表すると述べた。

<参照>(英語原文)RNZ
https://www.rnz.co.nz/news/national/453768/northland-to-move-to-level-2-auckland-to-stay-in-level-3-step-1-for-two-weeks-pm

Ministry of Health
https://www.health.govt.nz/news-media/media-releases/super-saturday-covid-19-vaccination-data-update