とりさんオススメ!テ・アラロアで使ったギア・ウェアその他アイテムご紹介

とりさんオススメ! テ・アラロアで使ったギア・ウェアその他アイテムご紹介AREA GUIDE

実際にとりさんが使用したアイテムの中からオススメを紹介してもらいました!

食事グッズ

● SOTO マイクロレギュレーターストーブウインドマスターSOD-310
SOTO ウインドマスター ウインドマスター専用4本ゴトクフォーフレックス
EVERNEW /Ti 400FD Cup

ガスストーブを使用していましたが、私は寒い時に暖かい飲み物を飲む程度の使い方で、調理にこだわりませんでした。なのでクッカーも400mlという最小限の大きさ。スプーンはNZのプロテインヨーグルトに付いてるものを使って、破損したり汚れたらその都度ヨーグルトを買って交換してました。

左:Ti 400FD Cup $49.95NZD(税込)©EVERNEW inc.
右:SOD-310 ¥8,800(税込)+4本ゴトク取付 ¥1,980(税込)
©Shinfuji Burner co., ltd.

テント

● mont-bell ステラリッジテント1 & mont-bell ステラリッジ テント1 レインフライ

上:ステラリッジ テント1 レインフライ ¥16,500(税込)©mont-bell 下:ステラリッジテント1 ¥35,200(税込)©mont-bell

日本では利用者が多いテントかと思います。結露対策と居住性の良さでダブルウォールにしました。次のロングトレイルでは、持ち運びのことを考えて軽量でコンパクト、かつ設営に時間がかからないシングルウォールテントを試したいと思います。

※mont-bellの英語のオンラインショッピングサイトで注文するとニュージーランドにも出荷可能。(出荷可能なアイテムは国によって異なり、関税はアイテムによって変わります。詳細はWebで確認を。)https://en.montbell.jp/products/

マット

● 山と道 U.L.Pad 15s+

エアマットは破損のリスクがあるのと寝返りをした時にうるさいので、クローズドセルマットを選びました。自分の第7頚椎から坐骨までの丈にカットして軽量化。バックパックに外付けするのは避けて、バックパックのフレーム代わりに入れてました。

U.L.Pad 15s+ ¥ 5,060 (税込)©yamatomichi

寝袋

● Highland Designs Down Bag
[4th Edition]

超撥水性ダウンなので濡れても乾きが早かったです。
そして軽い(重量555g)。

Highland Designs Down Bag [4th Edition] ¥45,100(税込)©Hiker’s Depot

ウォーターボトル

● Vesica 1L Collapsible Bottle

空になったら小さく収納できます。

Vesica 1L Collapsible Bottle $49.95NZD(税込)©Cnoc Outdoors

トレッキングポール

初めはカーボン製のポールを使ってましたが北島のTararua Rangeで破損。次はアルミ製のポールに変更し、トレイルの最後まで耐えてくれました。

バックパック

40Lほどの容量とシンプルな構造、棘や木の枝の接触に耐えられるタフな生地の耐久性のあるものが使いやすいです。渡渉が多いので、私は内側に防水性のある袋を入れてパッキングしてました。

ウェア

メリノウールTシャツ、ショートパンツ、メリノウール靴下を着用。メリノウールは肌触りが良いのと、汗や体臭などの臭いを抑えてくれるので重宝しました。

浄水器

川の水を入れてそのままボトルで飲めるものが便利です。

フットウェア

テ・アラロアでは泥道や渡渉が多いのでローカットのトレイルランニングシューズを履いているハイカーが多いです。

PLB

Personal Locater Beacon、個人登山者などが窮迫した状況に置かれたときに緊急信号を送信して救助を要請するものです。幸いにも、私はテ・アラロアでは使うことはありませんでした。しかし、トレイルの途中で感染症で歩けなくなってしまったハイカーがPLBを持っておらず対応に困っているのを見たことがあります。トレイル中は本当に何か起こるか分かりませんので携帯することをお勧めします。

とりさん

テ・アラロアを歩く前は登山歴無し。ほぼ毎日映画館に通う理学療法士でした。「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」3部作が好きで、ニュージーランド各地のロケ地に行きたくてテ・アラロアへの挑戦を決意。日本で1年かけてギア調達・登山の練習をしてきました。

【X(旧Twitter)】https://twitter.com/tori0724

2023年10月号掲載
Text: GekkanNZ スタッフ