日本文化を広める思いを形に

TOKYO FOOD タウランガ支店 支店マネージャー Manabu さんCAREER STORY

支店マネージャーのManabuさんにお仕事について伺いました。

TOKYO FOOD タウランガ支店 支店マネージャー
Manabuさん

福岡県出身。カナダでのワーキングホリデーの経験から、将来は海外で生活することを志す。日本で働いていた企業の倒産を機に、留学を決意。NZのポリテクを卒業後、留学エージェント勤務を経てTOKYO FOOD入社。留学中に出会った妻、授かった娘と3人でNZ生活に奮闘中。

入社のきっかけはどんなことでしたか?

TOKYO FOODには営業兼デリバリーポジションで入社しました。若い頃ワーキングホリデーでカナダに滞在し、海外生活に憧れをもったことは事実ですが、それ以上に私自身が生まれ育った日本の文化や技術、製品などを海外に広め、伝える仕事に携わりたいという思いはずっとありました。また、当時日本で勤めていた会社が倒産し、社会人になってからニュージーランドの総合工科大学(ポリテク)への留学を決意しました。専攻がSales & Marketingだったので、ポリテクで学んだことが活かせるということも大きな理由の一つだったと思います。

TOKYO FOODでは日本食レストランやアジアンスーパーだけでなく、NZの大手スーパーマーケットと取引をしているとのことですが、どのような業務を行っていますか?

私が働いているタウランガ支店はTOKYO FOODの中でも最も小さなBranchの一つで、スタッフ一人一人が複数の役割を担い、マルチに活躍しています。我々の主な業務はBay of Plentyにあるレストランやテイクアウェイ店などのお客様への商品販売ならびにデリバリー業務になります。私自身はBranch Managerとしての役割を担っていますが、担当顧客のアカウント管理業務、新規顧客への営業活動を始め、倉庫業務、発注業務、そして人事業務など幅広く行っています。

今までで成功したことや嬉しかったこと、反対に大変だったことや苦労したことはどんなことでしたか?

タウランガ支店立ち上げ当時は、営業兼デリバリースタッフとして日々奮闘していました。担当をさせて頂くお客様は国際色豊かで、商習慣もお客様毎に異なります。当時の私はお客様一人一人への理解が十分ではなかったため、お客様からの信頼を得ておらず、ほぼ毎日のように何かしらの問題の対応に追われていたように思えます。しかしながら、日々の業務の中で反省し、お客様に正直に向き合うことで、徐々に信頼して頂けるようになり、お客様のビジネスのパートナーとして認めて頂けるようになったと自負しています。今はお客様からの“ありがとう”の言葉が一番の励みになっています。

国際色豊かな職場で働く上で大切にしていることはなんですか?

未だに毎日のように自分自身に言い聞かせていますが、私自身の価値観を人に押し付けないことが大切だと感じています。(なかなか難しいことではありますが)同じ日本人であっても様々な個性がありますが、育った国が違うとなると尚更です。常識や商習慣においても、日本で当たり前と思われていることが、ニュージーランドでは当たり前ではないことはしばしばです。スタッフ一人一人がお互いを尊重し、認め合える職場でありたいと考えています。心がけています。

今後の目標(プライベートも含めて)や、この会社でどのように成長していきたいか教えてください。

ニュージーランドにおいて日本食文化は、多くの人々に受け入られて頂けるようになりました。今後も日本食に留まらず、もっと多くのニュージーランドに住む人々に日本の文化を知って頂けるよう、微力ながらお手伝いできればと思いますし、日本文化を通して地域に貢献できたらこの上ない喜びです。日々の生活では、娘の成長を見るのがとても楽しみです。個人的には地元のテニスクラブに所属し、平日夕方のクラブ対抗戦や週末のトーナメントなどに参加していますが、将来、娘と一緒に試合に出るために、心身ともに健康でいたいと思います。

TOKYO FOOD

TOKYO FOOD Co., Ltd.
Auckland Head Office
Unit A 37-41 Carbine Rd, Mt Wellington, Auckland, New Zealand
Phone: 64-9-570-5792
https://tokyofood.co.nz/