労働時間と日常生活の より良いバランスを求め、 日本から再びNZへ

南島リテールマネージャー(メインストリーム) サシャ さんCAREER STORY

日本での仕事を長く経験し、より良いワークライフバランスを求めてニュージーランドへ戻ってきたサシャさん。今は南島のクライストチャーチで働いています。日本語を活かせる仕事に就きながらも国際的な仕事環境で、仲間と楽しく仕事をしているそうです。お仕事について語っていただきました。

南島リテールマネージャー(メインストリーム) サシャ さん

南島リテールマネージャー(メインストリーム)
サシャ さん

Auckland出身。BluffとChristchurchで育ち、1996年に1年間高校の交換留学で群馬県へ。日本語はChristchurch Boys’ High Schoolの選択科目として学び始め、日本へ留学後に現Ara Institute of TechnologyにてBachelor of Japanese
Languageを取得。1998年にワーキングホリデー、2002年~2007年にJET Programmeの国際交流員として勤務。2007年~2010年には同プログラム関連の自治体国際化協会に所属し、2010年~2014年に三菱商事の人事部で勤務。その後2015年にTOKYO FOODに入社し、現在は故郷クライストチャーチでリテールマネージャーとして働く。

入社のきっかけとなったのはどんなことでしたか?

私は日本で12年間働いた後、より良いワークライフバランスを求めて、故郷であるNZに戻ってきました。TOKYO FOODは知人の紹介で知り、応募しました。TOKYO FOODに興味を持った理由は、日本語のスキルが磨ける環境であることと、販売、食品流通やスーパーマーケットなどに関して、日々新しいことが学べる機会が多いからです。

どのような業務をしていますか?

南島の主要スーパーマーケットのチームを担当していて、PAK’n Save、New World、Four Square、OnTheSpotを含む南島のFoodstuffsのアカウントを監督しています。チームは、クライストチャーチ市外の営業担当者の3人を含め計8人で、主にFoodstuffsに新商品をご紹介することが役割ですが、他にも、新商品の発売、プロモーション活動、スムーズなカスタマーサービスの提供に努力して、チーム全体をサポートしています。

「日本食」はKiwiにとってどのような存在だと思いますか?

12年前にNZから日本に引っ越した頃の食文化と比べて、今では日本食も広まって、大人気になったと思います。寿司屋もあまりなかった時代から、今ではどこに行ってもお寿司が食べれるようになったと思います。寿司のおかげで、「日本食はとても健康的」というポジティブなイメージがNZで一般的になったと思います。とは言っても、NZ人が試していない、美味しい和食の料理がまだ他にも数多くあるので、これからも広めていきたいと思います。

必要な力、合っている人

仕事で最も重要な力は、いつも前向きで、人には優しくして、勤勉であって、自発的に働いて、学ぶ意欲を持つことだと思います。チャレンジはどの仕事についてもあるので、これらの特徴で仕事をすれば、どのチャレンジでも乗り越えられると思います。また、TOKYO FOODで安心して働ける理由の一つは、日本語力はあった方が得ですが、なくても楽しく仕事ができることです。

国際色豊かな職場で働く上で大切にしていることはなんですか?

TOKYO FOODのような国際的な職場で働けることが本当に嬉しいですし、毎日が楽しいです。日本語力を身につけることだけでなく、様々な国の人と一緒に働けて、様々な国の文化についても学べて、チームが信頼し合える環境で働けることが、TOKYO FOODの特徴だと思います。

クライストチャーチでは、北島と比べて日本食の流通は多いでしょうか?

オークランドの方が、クライストチャーチや南島などの地域よりも、もっと和食やその他の国際的な食料品の流通とアクセスに関して進んでいると思います。南島はいまだに新しいことに対して保守的ですが、徐々に新しいものも増えてきていて、人気が出てきています。

TOKYO FOOD

TOKYO FOOD Co., Ltd.
Auckland Head Office
Unit A 37-41 Carbine Rd, Mt Wellington, Auckland, New Zealand
Phone: 64-9-570-5792
https://tokyofood.co.nz/