Japan Martで自らの案でお客様に喜ばれ、売り上げを伸ばし、ユーモアを大切に楽しく働くNoriyoさんにお話を伺いました。
Japan Mart 店舗マネージャー
Noriyoさん
NZ在住28年。日本ではOLをし、ワーキングホリデーでNZへ来て結婚、永住。地元のメガハードウエアショップ、カーディーラー、フレンチレストランなどに勤め、現在は日系企業のJapan Martに勤務。お酒と食べることが好きで、ワインと料理にはこだわりあり。時には友人を招いて自宅で居酒屋NORIYOを開いているそう。
入社のきっかけはどんなことでしたか?
ずっとホスピタリティーで働いていたのですが、新しいことに挑戦しようとトラックドライバー募集に応募しました。残念ながらトラックの募集はもう決まっていて、ジャパンマートのショップ店員としてパートで雇われることになりました。
どのような業務を行っていますか?
リカトン店全体の管理をしています。小規模な店なので全ての業務をこなしています。最近はオークランドに出張に行き、他店のレイアウトと棚出しの案件をまとめてきました。色々な業務に携わり、この年齢で学ぶことが多く毎日楽しいです。
入社して良かったなと感じるのはどんな時ですか?
まず、お買い得商品をいち早く買える時!数量限定品が買えるのが魅力です。また、新商品情報が早くわかること。みんなの知らないことがわかるとワクワクします(笑)。日本の流行り物の最先端を把握でき、それをNZで流行らせる発信元になるのを想像するのも楽しいです。最後に、毎日おいしいものや綺麗なものに囲まれて働けること!食いしん坊の私には自然と笑顔になれるピッタリな職場です!
今までで成功したことや嬉しかったこと、反対に大変だったことや苦労したことはどんなことでしたか?
嬉しかったことは、私のアイデアで店のレイアウトを変更したときに、売り上げが伸びたり、お客様からお褒めの声をいただいたりしたことです。例えば、お酒の前にはおつまみなど関連商品を置いたところ、お客様から「見やすく、買いやすくなった」と言われ、売り上げも伸びました。他にも、レシピや商品の特徴をPOPにして説明することで、お客様が手に取りやすくなり、売り上げも上がります。「すごくおいしかった」とお礼を言いに戻ってきてくれたお客様もいて、自分の考えた案が通り、実行して結果がでることはすごく嬉しいです。大変だったことは、コロナのロックダウン中に開店し出勤したこと。お子様連れでお店を公園のように使ったり、待ち合わせしてキャッチアップの場に使ったりする方もいて、そういうお客様を注意するのが大変でした。感染して家族に迷惑がかかるのではとドキドキしつつたくさん接客しましたが、私はいまだに一度もかかっておりません(笑)。
「日本食」はニュージーランドのカスタマーにとってどのような存在だと思いますか?
ヘルシーで高級で特別な食べ物と思っているお客様が多いです。そして、常に世界のトレンドです!お菓子の種類やフレーバーの多さ、果汁グミなどの味の再現の細やかさなどは、他の国にないとよく言われます。最近では、TikTokで納豆が大流行りで、若い子たちがこぞって買いにきております。日本のアニメにも出てくる日本食は、お客様にとっては夢のような存在だと思います。
カスタマーも含め国際色豊かな職場で働く上で大切にしていることはなんですか?
リカトン店の従業員は全員日本人ですが、ユーモアセンスは大事だと思います。お客様でも職場の仲間でも、一緒に笑ったらいい関係を築けますし、クレーム対処にもなります。次に大事なのはコミュニケーションで、従業員には細かいことも報告連絡するようにしております。
この仕事で必要な力や合っている人とは?
料理や食べるのが好きな人は、商品の説明を上手にできるしレシピなどを教えられます。想像力豊かな人は、商品の陳列やPOPを作成で楽しく仕事ができます。接客が好きな人は、色んな国の人と日本について話せたり、商品を勧めたりできます。
今後の目標(プライベートも含めて)や、この会社でどのように成長していきたいか教えてください。
Japan Martに来ると楽しいと言われる店作りをしたいです。日本に行ったことがあるお客様には懐かしく、行ったことのないお客様には日本に行ったような経験ができる店を目指し、将来は全店舗のコーディネートをしてみたいです。