年代のミュージック・シーン”と聞いて、ボクが真っ先に思い浮かべるのは、「The Beatles」と「Rolling
Stones」だね。それから、最強のモッズ・バンド(注1)なんて呼ばれた「The Small Faces」とか、「Pretty Things」とかね。当時、イギリスのバンドは、世界中にものすごい影響を与えてたのさ。もちろん、ニュージーランドだって例外じゃない。彼らのコピー・バンドが次々に誕生したんだ。
すごい才能のあるヤツらが、バンドを組んでシングルだけ何枚か発表する。で、40年後に突然伝説としてよみがえる…。「The Underdogs
Blues Band」や「Larry's Rebels」「The Avengers」のオリジナルのLP盤なんか、今じゃかなりの値段で取り引きされてるよ。その「The
Underdogs Blues Band」も、もともとは、「Pretty Things」の音楽をコピーするところから始まったんだよね(注2)。彼らはグレた雰囲気がイカすロック・バンドだった。汚い格好でガンガンにシャウトして、R&Bをベースに、粋なブルースを流してたんだ。彼らの曲で一番有名なのは、ジョン・メイオールが歌った『Sitting
in the Rain』のシングル盤だろうね。そう、テレコムのCMで流れてた曲さ。“I'm sittin'out here in the
rain, baby, under that old green tree…”ってね。