冥王星の地表にある山岳地帯が、ニュージーランド出身の登山家、エドモンド・ヒラリーにちなんで命名されることが正式に決定した。
国際天文学連合は今月、探査機ニューホライズンによって2015年に観測された冥王星の地形の名称を正式に承認。シェルパのテンジン・ノルゲイ氏とともに人類初のエベレスト山頂到達を果たした功績をたたえ、近接する山岳地帯にそれぞれ『Hillary Montes』と『Tenzing Montes』の名称が与えられた。
また、他地形の名称の中には、世界で初めて小惑星からサンプルを摂取して帰還した日本の小惑星探査機『はやぶさ』を称えた『Hayabusa Terra』も含まれている。