ニュージーランドの保健大臣ジョナサン・コールマン氏と准大臣ピーター・ダン氏は7月26日、自殺死亡審査委員会(Suicide Mortality Review Committee;SuMRC)に対し、保健省(Ministry of Health)が資金援助を拡大すると発表した。
コールマン氏によると、ニュージーランドの自殺率は高く、特に若者やマオリ族、太平洋諸国出身の若者の割合が多いという。SuMRCは今後、自殺防止に向けた新しい取り組みや既存の活動を強化する。
近年ニュージーランドでは、心の病、麻薬などの中毒者に向けたサービスが増加しており、政府は資金援助を3億ドル(約248億円)へ増加。2017年度の予算案ではこれに2億2,400万ドル(約185億円)の追加を行った。