【続報】大和市の病院で死亡したNZ人男性(27)の遺族「長期の拘束は野蛮で中世的」

7月13日(木)お昼ごろに取り上げた、ウェリントン出身のケリー・サベージさんが日本の病院で亡くなられ、遺族の方が情報の公開や処置について改善を求めているというニュース。ニュージーランドだけでなくオーストラリア、さらにはイギリスのガーディアンにも取り上げられ、今やヨーロッパ全土に行きわたり、各SNSでのコメントの多さからもその反響の大きさが見て取れます。

しかし、15日(土)午前9時現在、日本の大手メディアからはいまだ取り上げられていないようで、日本語サイトではGekkan NZウェブのニュース記事が1次ソースとして用いられ、redditをはじめとする他ニュース系サイトでも話題になってページビューも急上昇。ツイッターでは斎藤環さんをはじめとする日本の精神科医の方々も関心を示され、またケリーさんのお母さんが世界的に有名な地震学者のマーサ・サベージさんということもあり、関係者の方々が悲しみのコメントをされていました。

本日は13日にニュージーランドの各メディアが報じたこのニュースを新しい情報とあわせ見やすいようにおおよその時系列(NZ時間)で並べてみましたので、論点の整理に役立てていただければと思います。

※7/17(月)順番の並び替え、追記とともに、それぞれ利用者の多い海外ソースのものはフェイスブック、日本のものはツイッターの投稿でまとめなおしました。

■5月17日、ケリーさん永眠。兄パットさんがフェイスブック上で訃報の投稿をされました。

Posted by Pat Savage on Wednesday, May 17, 2017

 

■7月13日 5:00 am、第一報はおそらくRadio NZではなく新聞系最大手NZ Heraldでした。

A Kiwi family share their heartbreak over their son's horrific death.

Posted by nzherald.co.nz on Wednesday, July 12, 2017

■13日 6:44 am、Radio NZでの兄パットさんのインタビュー音声

Family angry over medieval treatment in Japanese hospital

 

■13日 7:52 am、新聞系大手NZ Herald Radio NZがつづきます。 

The family of a 27-year-old who died after being tied to a bed for 10 days in a Japanese psychiatric ward say his care was an abuse of human rights.

Posted by RNZ on Wednesday, July 12, 2017

 

13日 11:57 am、NZ Heraldの記事を日本語訳。

 

■13日 2:09 pm、日本在住の地震学者ロバート・ゲラーさんがコメント。

 

■13日 6 pmごろ、少し遅れてStuff。

Kelly Savage spent 10 days strapped to a bed in a psychiatric ward before suffering the heart attack that killed him.

Posted by Stuff.co.nz on Wednesday, July 12, 2017

 

■13日 9:43 pm、イギリス大手紙ガーディアンがアップ。ここからヨーロッパをはじめ、いっきに世界に広まります。

New Zealand man died after being tied to bed in Japanese hospital, says family

 

■14日 時間不明、弊社記事ソースでRedditにアップされました。

ニュージーランド人患者が日本で死亡、遺族が診療記録公開を訴え from newsokur

 

■14日 4:54 am、兄パットさんがNZ Heraldトップ扱いとなっている新聞の写真をフェイスブックに(その後、母マーサさんがこの投稿をシェア)。

Kelly's story was on the front page of yesterday's NZ Herald (the largest newspaper in New Zealand).

Posted by Pat Savage on Thursday, July 13, 2017

 

■14日 6:39 am、Radio NZの続報。5年前にサモアで起きた状況に似ていると指摘。

The controversial death of a New Zealander in Japan has brought back painful memories of a similar case in Samoa – where a five year battle for justice has yielded no results.

Posted by RNZ on Thursday, July 13, 2017

 

■14日 1:33 pm、ようやく共同通信も、なぜか英語版のみ。

 

■14日 4 pmごろ、オーストラリアでも。

The victim's family are demanding answers after this man was strapped to a bed in a psychiatric ward for over a week.

Posted by 7 News Australia on Thursday, July 13, 2017

 

■14日 9:49 pm、精神科の看護師をされている有我さんより記事についての言及及び訂正箇所のご指摘をいただきました。

無念:ニュージーランド人が日本の精神科の身体拘束で心肺停止、搬送後に死亡【NZ人患者が日本で死亡、遺族が診療記録公開を訴え】 2017年7月13日 月刊ニュージー日本で英語教師として働き暮らすニュージーランド人のケリー・サベージさん(…

Posted by Joukei Ariga on Friday, July 14, 2017

 

■15日 6:55 pm、IT通訳・翻訳をされている勝見貴弘さんが弊社およびガーディアンの記事に言及。その後、ガーディアンの記事を即座に翻訳され、さらにケリーさん死去に関する数々の英文ソースの翻訳、モメントへのまとめに加え、「長期拘束」に関する問題についても詳細にツイートされます。

 

■14日 9:54 pm、日本の精神科医の方が13日夜のガーディアンの記事をシェアされ、専門家から見る現場の問題点をツイート。弊社の記事にも触れていただいています。

■14日 10:15 pm、ガーディアンの記事をもとに海外の反応をまとめたニュースブログ

遺族「日本は中世」 神奈川の病院に収容されたNZ人死亡で大騒ぎ 海外の反応

 

■14日 10:56 pm、”明和水産”のニュース国際掲示板にて弊社記事をソースにスレ立て

 

■14日 時間不明、マスメディアにもによく出られている精神科医の斎藤環さん。この後、日本の精神医療の現場に対する批判的なツイートがつづきます。※情報に誤記があったため、元ツイートは削除。

https://twitter.com/pentaxxx/status/885824266574241792

■14日 時間不明、”スウェーデン政治経済情報”さんのツイートも話題に。※こちらも情報に誤記があったため、元ツイートは削除。

https://twitter.com/sweden_social/status/885845651602325504

 

■15日 1:27 am、母マーサさんと研究仲間の河合研志さん。

 

■15日 4:25 am、こちらも弊社記事をもとにした海外の反応をまとめたブログ

キウイ「日本の医療は凄いはず!」日本の病院で拘束されたNZ人が死亡して大騒ぎ

 

■15日 4:19 pm、国際医療福祉大学の教授、大熊由紀子さんがNZメディアの情報をもとにフェイスブックへ投稿。この情報がその後のヤフージャパンでの記事につながったようです。

◆◇こどもたちに慕われていた27歳の英語の先生           精神病院で縛られて、理不尽な死◆ビクトリア大で日本語と心理学を学び、日本の小中学生に、この2年、英語を教えていたケリー・サベジさんの死が、母国のニュージーランドだけでな…

Posted by 由紀子大熊 on Friday, July 14, 2017

 

■15日 10:16 pm、上智大学教授の水島宏明さんによるヤフージャパンへのニュース投稿で日本のウェブメディアが一斉に反応

 

そして、つい先ほど7月19日 7:30 pm(NZ時間)よりケリーさんのご遺族の方々が外国特派員協会にて会見をされるという情報が、勝見さんより入りました。

19日、その前に厚生労働省で行われた会見の一部が毎日新聞映像グループにて、

 

外国特派員協会での全ての会見内容がYoutubeに公開されています。

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