永住権落ちたNZ〇ね!!!

4月19日、そんな気分を味わったNZ在住の外国人は少なくなかったのではないでしょうか。

(〇の箇所は”忖度”ください・・・※)

 

今回の移民法改正は日本の大手メディアでも取り上げらました。

ニュージーランドもビザ審査厳格化
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM19H3V_Z10C17A4000000/

昨年10月11日の突然の変更に続く今回の『改正』。当時でも「IELTS6.5取るの大変だな」「ポイントどうやって稼ごうか」と移住希望者の頭を悩ませる一方、「これは2年間だけだし、この変更で申請者が大幅に減ってまたすぐに元に戻るかも」という淡い期待があったのですが、その期待を前倒しで打ち砕き、ワークビザにまでメスが入るというダブルパンチ。準備に数年かけていた移住希望者だけでなく、移住関連業界や外国系企業など、多くの方々をどん底に突き落としたことが想定されます。

Immigration law: New rules ‘impossible’
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11841268

「何なんだよNZ!一億総活躍 “移民”社会じゃねーのかよ

 

そして、NZ政府の公式発表、Changes to better manage immigrationの文言に出てきた、
https://beehive.govt.nz/release/changes-better-manage-immigration

“However, the Government has a Kiwis first approach to immigration and these changes are designed to strike the right balance between reinforcing the temporary nature of Essential Skills work visas and encouraging employers to take on more Kiwis and invest in the training to upskill them.

Kiwis first

このフレーズを見た瞬間、女性参政権を最初に獲得し、先住民の文化を守り、寛容さ、多様性を尊重するとされていたこの国にもバックラッシュ(揺り戻し)が起きつつあるのではと私は勝手に感じとってしまいました。不動産バブルにわき、渋滞が年々悪化、インフラ整備で自然が失われ、アジア系の住民が増え続ける母国に対してNZは失われつつあるとKiwisが憂うと同時に、排外主義に染まるアメリカやオーストラリアの移民締め出し政策に続いたNZにも移民排除、能力主義の波が襲ってきて、”WE”に含まれない移住を希望している外国人にもNZはかつてのNZではなくなっていくのかもしれません。

 

「永住権落ちたの私だ

日本では、#保育園落ちたの私だ、のハッシュタグで盛り上がり、国会前デモにまで発展をしましたが、TPPの時とは違い、マイノリティーが対象の移民法に関する抗議行動は当然のことながら起こりそうにありません(そのような情報がありましたらぜひご連絡ください)。今年の2月にトランプ米大統領との電話対談を友好的に行えたことをアピールし、様々な反響を呼んだイングリッシュ首相。9月に行われる総選挙に向け、各政党が対米外交や経済政策をはじめ、移民対策も争点とすることが予想され、世論が選挙結果にどのように反映されていくのか、しっかりと注意して見ていきたいと思う週末なのでした。

 

※これらの表現は2016年流行語大賞トップテンにランクインした「保育園落ちた日本死ね」のブログやそこから派生したものからとっています。

ユーキャン新語・流行語大賞2016

http://singo.jiyu.co.jp/detail.html#prize07

保育園落ちた日本死ね!!!

http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

永住権落ちたNZ〇ね!!!” への12件のフィードバック

  1. 流行にのっとったものだということは分かりますが、それでも、個人的なSNS上でもない場所で、こういった表現を使うのはどうかと思いますが。
    NZの国政が、NZの国民を第一とした指針をとることに対して、「〇ね」とは…。
    これが日本だったとしたら、と考えてはいかがですか?
    日本政府が、「まずは日本国民の雇用、生活の保護を第一とする」と公表したとして、それに対して外国人が「〇ね」というような表現を使ったとしたら、不快感を感じませんか?
    なら帰れよ、と感じませんか?

    公の場に意見を発信する立場として、もうすこし想像力を使っていただきたいと感じます。

    1. 貴重なご意見ありがとうございます。

      ご指摘の通り、保育園ブログの話題は昨年日本で流行語大賞に紹介されたとはいえ、NZの日本人社会にまで浸透しているとは限らず、「〇ね」という感情的な表現をタイトルとして使うのには内部でも議論となりました。

      次回からは言葉選びをはじめ、文章の構成などにも細心の注意を払っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

      1. Shin Itoさんへ
        >次回からは言葉選びをはじめ、文章の構成などにも細心の注意を払っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

        これは、言葉選びをミスったということを伝えたいのでしょうか?
        ならば、この記事の内容に関するお詫びと訂正が必要ですが、1カ月近くたつのに一向になんのアクションもしないのは、基本的に御社はこの内容に関しては、この書き方で間違ってないということでしょうか?
        もし、ミスだということであれば、修正や訂正などをされるほうがよいと思います。

  2. 個人のブログで書くなら個人の自由だけど、ゲッカンのここで発言することではないよね。
    ニュージーランドを好きで移住してきた自分としては日本人がこのような事を書くことが恥ずかしい。
    タイトルの変更していただけないでしょうか?

    1. 貴重なご意見ありがとうございます。

      ご指摘の通り、この投稿は今回の移民法改正でNZを気に入り移住をしたいと思っていた人々の門戸が狭められ、そこからあぶれるであろう人の思いを代弁するものであったのですが、「〇ね」という感情的な表現のタイトルを使用するのには内部でも議論となりました。

      タイトルの変更も含め、次回からは言葉選びをはじめ、文章の構成などにも細心の注意を払っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

      1. 内部で議論があった上でこのタイトルで問題ない、という結論になったということでしょうか?
        ライター個人の思慮不足ならともかく編集部の総意としてこのタイトルを採用したのであればそちらの方が致命的な問題だと思われます。
        GEKKAN NZはいつも楽しく拝見していましたが、今後は色眼鏡で見ることになりそうで、残念です。

        1. 貴重なご意見ありがとうございます。

          お問い合わせいただいた「この投稿のタイトルで問題ないという判断は編集部の総意としてのものなのか」ということに関しましては、厳密には違います。

          移民法に関するものをスタッフブログにて投稿しようと私が考える中、今回の移民法の改正が日本人にとって大きなインパクトがあったことを伝えるためにも、主にウェブを担当しているものと内容の確認をしながら、昨年流行語大賞のトップ10に入ったことでも知られる保育園ブログのフレーズを引用することで、みなさまに印象に残るようなタイトルをと考えてのものでした。

          注釈を加え、文中ではあくまで立て続けとなる移民法の改正が及ぼす影響を述べることに徹し、決してNZ全体に対して憎悪、ヘイトを表現する考えがないことを心がけたつもりでした。

          しかし、保育園ブログのNZでの認知度の見極めの甘さ、さらに「〇ね」という感情的な表現に、読まれた方が嫌悪感を持たれたことが皆さんの反応からも見受けられ、次回からは細心の注意を払っていきたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。

          1. >移民法に関するものをスタッフブログにて投稿しようと私が考える中、今回の移民法の改正が日本人にとって大きなインパクトがあったことを伝えるためにも、主にウェブを担当しているものと内容の確認をしながら、昨年流行語大賞のトップ10に入ったことでも知られる保育園ブログのフレーズを引用することで、みなさまに印象に残るようなタイトルをと考えてのものでした。

            とされていますが、本当に内容を確認されているのでしょうか?保育園に関すること、移民に関すること、基本、社会構造的にもまったく異なることを、感情論という1本で同列化させ、インパクトを得るために、会社の公式ページを使い、個人の意見を述べる。果たして、最新の注意を払ってされたこととは到底思えません。

            また、みなさんと同様に、このページを使っている限り、Staff Blogという項目を利用していても、月刊ニュージーさんの総意の下で発表されていると言わざるを得ません。

            同タイトルを変更されるかどうかは、御社次第ですが、このままの状態を続けると、御社のネガティブ・キャンペーンになるのではないでしょうか?

      2. NZ統計局が26日発表した3月純移住者数は6100人だった。2月実績は6000人。純移住者数は月間5000-6000人水準で増加しており、3月としては過去最高を記録だそうですよ。 

        1. 情報提供ありがとうございます。

          いただいた情報をもとに本日記事を作成させていただきました。

          今後とも宜しくお願い致します。

  3. タイトル見てなんかどぎついノリwで書いてあるのかなと思って読んでみたら意外とフツウで拍子抜け。さすがにNZ大嫌いブログみたいなのはできないかw
    http://nzdaikirai.blog.so-net.ne.jp/2017-04-20

    選挙前とはいえこんだけ矢継ぎ早なのは今まであったかな。移住目的で来てた人らは怒るのも当たり前でしょ。日本だけでなく移住エージェントなんてクレームいっぱいきてそうだし、さらに死活問題だしね。むしろフレンドリーなニュージーランド人なら一緒に怒ってくれるんじゃないの?

    あと、日本だったらとか、日本人ならとかそんな忖度wわけわからんけど、思いやりがある人ならこれぐらいのことは言ってからにしてほしいわ。

    MISO( 三十 )‏ @rop_pon
    NZのビザも厳格化の件、衝撃😢今迄出会ったワークで頑張ってる人達の奮闘話を思い出して、どんよりしてしている。せめて今いる人には永住の道を残してくれよ〜。。早く行動に移してても、縁とタイミングが全てなんだなビザって。。。

    つか、大嫌いの人も言ってるけど、この状況って前みたいにPR取れたら終了って感じがしないのが兄者オージー見ててもあるでしょ。核発射みたいな最悪を想定するなら、近いうちにNZでも極右政権発足と原発建設、あると思います泣

    1. 貴重なご意見ありがとうございます。

      ご指摘の通り、この投稿のタイトルが本文の要旨を表すものではなく、わかりづらい部分がありました。

      次回からはタイトルと文章の関連性をもたせるよう細心の注意を払っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

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